2018/09/22(土) 17:00〜17:30 住人十色【島の伝統を守りたい!能登島への愛があふれる家】[字]
湿度が高くてですね。(野々)はい。
そう 雪深く
湿度が高くなるのが→
北陸の冬の特徴。
その対策として通気性に優れた高床式に。
更には…。
(奈良)屋根の瓦なんですけども能登瓦っていうのを使ってまして。
(野々)能登瓦。はい。
青い空に映える 黒い能登瓦。
釉薬を厚く塗ることで
水はけがよく→
海水を含んだ
雨や雪にさらされても→
半世紀以上はもつという丈夫さ。
能登島の美しい景観も保っているんです。
(千重)私たちも
この土地で 家を建てるときに→
やっぱ その風景の一部に→
自分たちの家もなりたいなと思ったのも…。
(野々)
「風景の一部になりたいな」って→
すごい 良い言葉ですね。
なんか 響きました。→
ちなみに この和室は いつも→
どんな使い方をされてるんですか?
(奈良)計画した当初は→
自分たちの場所というかここで休んだりとか→
まあ ゆっくり
風景 眺めたり そういうふうに→
想像してたんですけども
できてみたら→
子どもたちが
いつも ここで遊んで…。
(野々)ふふっ。 計算外?
(奈良)そうですね。 はははっ。
石川県 自然豊かな
能登島に移住した→
奈良さんの家。
続いては部屋の奥にあるキッチンへ。
(野々)かわいいキッチンですね。
使い勝手は どうですか?
(千重)使い勝手は
すごくよくて しかも→
料理しながら 海が…。
海を見ながらお料理することができるので。
ほんとだ。 すごい。 ここからズド~って まっすぐに…。
はい。(野々)海が見えますね。→
最高じゃないですか。
(千重)ふふふっ。 そうですね。
(野々)へえ~。
海を望むお気に入りのキッチンには→
ご主人自慢の あるものが。
(千重)これは えっと…うちの主人がデザインした→
「フカイアサイ土鍋」という土鍋で。
(野々)ご主人がデザインされたんですか?
実は ご主人
移住した能登島で→
デザイン会社を設立。
島の職人たちとコラボしたさまざまな生活雑貨を販売して→
能登島の伝統と魅力を
発信しているんです。
(松尾・スタジオ)器 良いな。
これが いちばんの自信作なんですけれども。
あっ 蓋が出てきました。はい。 蓋が2つ付いてて→
これも 蓋なんですけどもひっくり返すと→
浅い鍋になって。
蓋にも お鍋にもなる。
で この中蓋が
どちらにも こう…→
かぶさるようになってます。
(野々)へえ~。→
1つのお鍋で
いろんな使い方があるんですね。
(奈良)そうですね。
(野々)もしかして この土鍋で→
おうちでつくったお米を炊いてらっしゃるとか?
(奈良)そうですね。(野々)おお~。
(奈良)自分でつくったお米を
おいしく炊くために→
この土鍋をつくりました。
(野々)いつも→
何杯くらい食べるの?
(一生)う~ん[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(野々)3杯くらい。 すごいね。
家族5人分のお米を→
たった1人で育てている ご主人。
最近じゃ 特に育ち盛りというのもあって…。
(千重)あの~ 子どもたちの
ほんとに ご飯の消費が→
多くなっちゃって[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(野々)あっ ほんとに。
ねえ~ 育ち盛りですからね。
米は うまいからね。また 土鍋で炊いたら もう→
ほかのご飯は食べられませんみたいな子になりますよ。
ほんとに。この辺り 高齢の農家の方が→
もう 引退して
使わなくなったトラクターも→
もう 譲り受けて。
あら 素敵~。
(高井)で 1反分 これも