2018/09/22(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「#112 宇都宮」[解][字]


雨水や地下水がたまってしまいました。
ちなみに 水がないと こんな感じ。
10m置きに柱を残して天井を支えています。
でも どうして大谷では地下を
採石していったんでしょう?
その理由 見つけに行きましょう!
はい。
おお…。
おおっ!?おお~。
採石場を まっすぐ奥へ。



すると…。
こういうふうな…
ツルハシで!
ツルハシで。
おっ ほら…。
あっ ついた。
もうギリですね 前の方。すみません。
ここ こうなってるわけですか?
そうなんです。どんどん狭くなってますよね。
奥に進むにつれて→
天井が どんどん低くなってきました。
地下空間を斜めに掘り下げた
証拠です。
でも どうして わざわざ
斜めに掘ったんでしょう?
その理由がよく分かる
場所へ移動します。
(佐藤)
はい どうぞ お一人ずつ。はい。
大丈夫ですか? そのまま
頭 気をつけて下さい。
(佐藤)
すみません 変な所を。
(佐藤)ここから…
すっきりします。
ここ 大丈夫だ。
(佐藤)どうぞ こちら。はい。
お~ 見える。
お~ ほぅほぅ… 広い。
(佐藤)そうです。

ミソの列… はい。
あの下の方ですね。 はいはい。
(佐藤)どんな感じになってますか?
(佐藤)そうです。
そうすると…
さすがです!
説明しましょう!
先ほど見た 大谷石の壁
よく見てみると…。
ミソが列になっている事が
分かりますよねぇ。
ミソは列状に堆積するという
性質があるんです。
ミソの列が多い所は
もろくて石材には向きません。
そこで 列に沿って→
ミソの少ない場所を掘り進めていきます。
大谷では この地層全体が
斜めに傾いているんです。
ちょっと天井をご覧下さい。
はい。
この辺りとか…。
これ 何だと思いますか?
あっ… え?
この辺りずっと見上げて頂くと…。
(佐藤)そうなんです。
はぁ~ なるほどね。
(笑い声)
ツルハシ持った職人さんが…。
これ掘ったわけですよね。

しかも上をこうやったわけですね。
ミソを見ながら。
すごいですね。(佐藤)すごいですよね。
職人たちが 斜めに走るミソの層を
巧みに見抜く事で→
東京に欠かせない大谷石が
大量に掘り出されました。
天井に刻まれたツルハシの跡は…
はぁ~ はははぁ…。
使われなくなった採石場が 現在の
東京に役に立っているって→
一体どういう事なんでしょう?
(笑い声)(佐藤)ほっとします。
(佐藤)是非。
地下空間?
地下空間 あの…。
(笑い声)(藤原)鋭いですね。
という事は…
(笑い声)
(佐藤)こちらです。
あれ ビニールハウスじゃないですか。
(佐藤)どうぞ どうぞ。
(佐藤)地下空間じゃないんです。
あれ?
失礼します。ビニールハウスですよね。
(佐藤)そうです。
イチゴがブランドです。
はい よく「とちおとめ」買います。
ありがとうございます。→
ただ…