2018/09/25(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#112 宇都宮」[解][字][再]


向かったのは→
市街地から北西へ8kmの
大谷です。
このあと…
山だったんですか。で それを…
へえ~。
あの高さ あったんですよね。
あの高さが全部…。

そのとおりです。採っちゃいました。
で これ全部… 採って。
≪こんにちは。
あっ こんにちは どうも。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大谷の地質を調査して25年藤原盛光さん。
趣味は 佐藤さんと
大谷石について語り合う事です。
藤原さんの案内で→
大谷石が どう採石されているのか見せてもらう事に。
おぉ~。


(藤原)この床…
ええ。
はい。
大体…
はぁ~。で 一本一本 取り外す。
その職人さんたちは…
…というふうに言うそうです。
ちょっと向こうの方に
ありますんで…。
(藤原)この壁 注目下さい。
ええ。
これ 「ミソ」というんですよね。
(藤原)このミソ…
そうですね これなんか。
(藤原)そうそう。 ですから…
あ~ そうでしょうね。
(藤原)それで強度もないですし。
あれ? これ やわらかいですね。
(藤原)ええ。
ああ~ これは…
へえ~。
(藤原)要は…
実は 軽石を多く含む事これこそが→
大谷石が東京に欠かせない
石材になった理由なんです。
(藤原)これは…。
ボーリング。
そう 我々が調査で
ボーリングで抜いた→
サンプルです。

この石 どうでしょうか?
普通 石 こんな持てないですよね。
(藤原)そうなんですね。
石ですよ。 持てるでしょ。
軽いでしょ。
(藤原)軽石がいっぱい入ってる。
はぁ~。
あぁ~。
これ…
お~ すごいですね この量。
(佐藤)全部 大谷石です。へえ~。
積み出してるんですね。
こうやって持っても気にならないもんな。
ずっと持たせて…。
(笑い声)
ずっと… 大丈夫ですか。
普通 石こんなに持てないですよね。
外車が? へえ~。
え?
(佐藤)
外車が見たければ大谷に行けと。へえ~。
(笑い声)
相当もうかったんだ。
すみません。
最盛期の昭和40年代には→
出荷量は
およそ90万tにも上りました。
その9割が→
急成長する都市 東京のまちづくりを支えたんです。
そうなんです。 実は これ以外に…

そこが一体どんなものなのかというのをご案内したいなと…。
行きましょう 行きましょう。
是非 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いいですか。石が。
(笑い声)
もう一つの大谷独特の採石方法とは→
一体 何なのか?
それが分かる場所へ行ってみましょう!
ほぉ~。
ちょっとお待ち下さい。鉄柵があります。
(佐藤)お願いしま~す!
おっ! 電気がついた。
おおっ。
すごい。
ふ~ん。
えっ!
こちらは
35年前まで採石していた場所。
長年 使われなかったため→