中で、
対立しているにもかかわらず、そ
の両者が歩み寄って、
ひざをつき合わせて話し合おうと
いう機運が、どうしても生まれな
いんですよね。
ですから、そこの部分が、あいま
いで、どっちが言っていることが
正しいのかっていうのは分からな
いまま、このまま、この大横綱が
引退ということになると、
あまりにも釈然としない思いが残
るなぁという、これはもう、ごく
一般的な感想ではないかと思うん
ですね。
このあたり、協会側のアプローチ
がどうなのか、貴乃花親方がかた
くななのか、そのへんの内情とい
うのは分からないんですけれども、
きょうも、


番付編成会議に貴乃花親方、
出てきませんでしたし、あした行
われる予定の年寄総会、
それから師匠会にも恐らく来ない
のではないかと見られている中で、
どこかで話し合いのタイミングは

ないものかというのは、
やっぱり最後まで考えてしまうわ
けですね。
貴乃花部屋、現在、
このあともお弟子さんも、
移籍前は稽古は続いていくことに
はなるかと思うんですけれども、
今後の推移というのをちょっと見
守っていきたいと思います。
＞＞中継でお伝えしました。
今、
大田さんの話にもありましたけれ
ども、
確かに増田さん、
もっと協会と貴乃花親方と、
話し合えなかったのかなという声
は多く上がっていますよね。
＞＞話し合いが持たれなかったと
いうことで生ね。
だから、退職、引退されるのであ
れば、
圧力をかけてきたと主張する役員
さんの実名であるとか、
傷害事件で責任取ってほしい人の

実名とか挙げたほうが、
みんながしっくり、
真実かどうかは別にして、
しっくりくるところを、やっぱり、
そこ、
実名挙げて言わないというのは、
このあとも相撲界に残るお弟子さんのことを考えての、やっぱり、
ことなのかなって思うんですけど
ね。
＞＞赤星さん、どうお考えですか。
＞＞僕、
本当にもう残念でしかないんです
けれど、
やっぱり貴ノ岩関の問題があって
から、ここに至るまでの間に、
僕は正直、
なんらか解決できたのかって話になったときに、結局、解決できな
いまま、ここまできてしまってる
気がするんですよね。
もちろん場所っていうのは行われ
てますから、なんかちょっと僕ら
も忘れられかけてたというか、そ
の中で結局、協会側もなかなか進
展しない中で、貴乃花親方がいろ
いろ言われてきて決断をされたと
思うんですけれども、やっぱり結
局、
この大相撲の協会っていうか、全
体の中で、なんか謎が多すぎて、
結局、

謎が結局、
これを生んだのかなっていう気は
してるんですけどね。
＞＞赤星さんが、
謎がっていうお話なんですけれども、本当に、
この平成の大横綱が平成の終わり
に、
こんなふうにして相撲界を去って
いくというのは、
もう本当に誰も望んでなかった結
末だと言っていいと思うんですね。
実は、
この話というのは、きょう始まった話ではなくて、
実は８年前にさかのぼっていくん
ですね。
これが貴乃花親方が、
まさに、
権力の頂点を目指して動き始めた
のが８年前と。
この８年間の足取りというのを振