2018/09/27(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝古民具よみがえらせ夫捨てたい妻とバトル!?▽伊賀一望できる家】


て使ってもらわれへん、もう。
ほんで、何か作品にできないかと
いうことで、古いもので
こういうものをしよるんですわ。
◆この辺も?
◆これもみんなそう。
◆明治とかそういう古い。
◆そうそう。
これ、洗濯機。
◆洗濯機というか、洗濯板ね。



◆洗濯機って。
へえ~、すごい。
ほんまや。
◆傘立て。
◆おもしろい。
お父さん、めちゃくちゃおもしろ
いじゃないですか。
えっ?
こっちにも何か…?
いっぱいありますやんか。
いいですか、お母さん、
入らせてもらって。
うわあ~、すごい。
ええ~、何これ?
お父さん、
プロやないですか、プロ。
◆プロより上やなあ。
◆ほんまにすごいわ。
◆明治から昭和初期に使われた
タンスや桶などの
古民具がごみとして捨てられていることを
知り、
別の用途のものにつくりかえ、
よみがえらせている妻木さん。
主に展覧会に出すだけで
ほとんど売ることはないんだそう。奥様は
どう思っているのでしょうか。◆最初のうちは、
もっと間隔があって、
空間もあって、感じがよかったんやけどね。
最近は、次から次にできて、

お父さん、
しまうところがないさかいに飾っ
とけって。
◆確かに、
この空間だけでも4つありますよ。お掃除するときでも、
ほこりをかぶったら、
掃除もしなあきませんやん。
◆掃除しよって、
ポロんと落ちたりすることがちょこちょこあって。
◆そうでしょう。
また落としたら落としたで文句言うんでしょう。
◆それでね。
できるだけ、いらわんようにする
けど、やっぱり、ほこりがたまっ
たら。
◆無理やり悪い話を聞き出すな。
◆違いますよ、お父さん。
お父さん、これ、だから、ルール
として、例えば、落としても
怒らないとか。
◆怒らないよ。
◆そんなこと、ないわ。
◆そんなこと、ない。
◆かんかんになって怒るわ。
◆買ってきたこういうやつは怒らないけどね。
◆お父さん、それは勝手です。
例えば売るんやったら、お幾らぐ
らいですか。
◆売る?
まあ、僕やったら2万円。

◆2万円。
もうちょっととって…。
何品ぐらいあるんですか。
◆250。
◆250でしょう。
1万で売っても…。
◆そら、全部が全部、そんな高く…。
◆売るためにしていない。
◆わかります。
男の言い分でしょう。
でもね、お父さん、わかりますよ、
お母さんの言い分は、家から
どっか行ってほしい…。
◆いや、私がね、
体が弱ったり、何かしたら
跡を継いだ人も要らんって言うか
ら、
そのときはみんな上げたり、
売ってもオーケーなんや。今は、
作品展をするために、1つ目は必
ず置いてる。
◆やっぱりまだ展覧会してほしい
と言う人も
いてるんやん。
ほんなら、これが
売れてしまったら、やっぱりお父
さんとしては、ちょっと寂しいか
ら、
今のところは、この部屋に
飾れるだけ飾ってたらええかなと