2018/10/01(月) 22:00〜22:45 プロフェッショナル 仕事の流儀「ハラジュクSP」[解][字]
二十歳の時 原宿で1 2を争う人気美容室に就職。
僅か5年でトップに上り詰めた。
28歳で独立。
唯一 認め合う仲だった→
中村トメ吉さんと→
原宿に店を構えた。
31歳にして 日本最大規模のヘアコンテストで1位を獲得。
月間売上 1,200万円を記録する
カリスマ美容師に→
[外:7B0C33522B9EDB875E40FB57D700BE11]木さんは なってみせた。
(歓声)
10代女子から
ひときわ大きな歓声を浴びる 19歳。
原宿で撮影会を開けば 朝7時から大行列。
人呼んで「オシャレ番長」…
横田は そうそうたる時代の顔を
輩出してきた→
ティーンファッション誌の専属モデル。
人気のバロメーターとされる表紙の登場回数は→
今年は最多の5回を数える。
だが その素顔は飾り気のない ごく普通の19歳だった。
休日は 高校時代からの親友と原宿へ。
彼女の何が10代女子を引き付けてやまないのか。
その秘密を探るべく
撮影現場に密着した。
朝から 30℃を超える炎天下にも
かかわらず→
秋冬ものを着こなす過酷な撮影。
だが 横田は終始笑顔。
絶え間なく切られる
シャッターに合わせ→
変幻自在に表情を変えていく。
(カメラマン)あ~ カワイイ。
カワイイ。
人見知りなのか この時はさらりと はぐらかされたが→
横田を知る人は口をそろえて
あることを言った。
「横田真悠は 並外れた努力家である」と。
取材を進めるうち見えてきた→
横田が ファッションリーダーで
あり続ける秘密。
目まぐるしい毎日の合間を縫って
原宿のセレクトショップへ。
「カワイイ」の最先端を探るべく
気になった服はもちろん→
そのブランドの他のアイテムも
SNSでチェック。
そして自宅では
30万人のフォロワーを持つ→
インスタグラムでライブ。
ファンサービスだけが目的ではない。
女子が今 何に興味を持っているか→
最新のトレンドをキャッチするのだという。
横田は 1999年 東京生まれ。
小学生の時 原宿でスカウトされモデルという仕事を知った。
15歳の時 ティーンファッション誌の
モデル募集に応募。
6,147通の中から 専属モデルに選ばれた。
それから4年。今や 大手の広告にも引っ張りだこ。
努力を惜しまない姿勢と
誰からも好かれる親しみやすさ。
「友だちになりたいモデル
ナンバーワン」の地位を確立した。
人気は過熱するばかり。
この夏は 都心の駅ビルを席けんした。
だが こうした変化に 横田自身が
最も戸惑っているようだった。
先行するイメージを
懸命に追いかける横田。
ある試練が近づきつつあった。
10代でいられるのは あと1年。
ティーンファッション誌以外にも
活躍の場を求めていかなければならない。
この日 横田は
初めて胸のうちを明かした。
結構 たぶん…。
なんか…。
お前 辞めてどうすんの?
何が?
もういっぺん言ってみなよ。
(講師)おお何度でも言ってやる 弱虫。→
お前が逃げたいだけだろ?
あんたに何が分かるの。周りに どんどん先越されて→
後輩にもバカにされて
私の何が分かるのよ!
この先の人生を
どう切り開くかは自分次第。
この日 横田は 雑誌編集部から
送られてきたアンケートと→
にらめっこしていた。
私服の着こなしや身の回りで気になるものなど→
横田の内面に迫るという企画。
時代の顔へ。
その階段を駆け上がるには→
自分だけの色をどれだけ打ち出せるかが問われる。
この企画には 横田に
より大きく羽ばたいてほしいと願う→
編集部の思いが込められていた。
私服コーデ 撮影の日。
モデルだけに とどまらない