たことはないと話しています。
>>では、
関西のニュースをお伝えします。
>>大阪の富田林警察署から逃走
した樋田淳也容疑者が山口県で確
保された事件。
樋田容疑者は旅行客を装って、中
国、四国地方を転々としていたこ
とが分かりました。
その逃亡生活の実態とは。
>>ただいま、
自転車にて日本縦断中!
>>顔を隠すこともなく、
本当の旅行客のように見える余裕
の表情。
これは先月、
山口県周防大島町の道の駅で撮られた写真です。
樋田淳也容疑者は先月18日から、
身柄を確保される3日前の26日まで、
この道の駅に滞在していたと見ら
れます。
樋田容疑者と一緒に自転車で移動
していた男性が警察に話した内容
によると、
2人は香川県と愛媛県の県境にある道の駅で出会ったということで
す。
その後、
2人はしまなみ海道を通って、
広島の呉市や原爆ドームなどを訪れたということです。
その道中、2人は複数の人に目撃
されていました。
>>自転車2台。
日本一周って書いてあったんで、おっ、珍しいなって。
>>大きな道路沿いじゃなくて、
もっと田舎道のほうで。
>>自転車の旅行客を装い、
逃走していたと見られる樋田容疑者。
その生活は、どのようなものだっ
たのでしょうか。
>>樋田容疑者が旅行客として、
1週間ほど滞在していたこちらの
道の駅では、支配人など、
複数の人に接触しながら生活していたことが分かりました。
>>樋田容疑者は当初、
野宿をして過ごしていました。しかし、
滞在4日目、
雨が降ってきたので、
道の駅の支配人が話しかけ、
倉庫で寝泊まりしてもいいと伝えました。
>>ここに2人並んで寝てました
ね。
>>すると樋田容疑者からは、意
外な提案が。
>>1泊した次の日に、お礼がし
たいということで、
私の事務所に来まして、
何か仕事がしたいということで。
腰ぐらいまで草が結構生えていた
ので、一応、道具を貸して、
ここの中をちょっと、
草むしりというかしてほしいということで言ったんですけども、道
具使わずに、軍手でどんどん草を
抜いていくような作業で、
大体軽トラ1杯分ぐらいの草を抜
いてもらいました。
>>支配人は草むしりのお礼にと、
食事をごちそうしました。樋田容疑者が食べたのは、
カツとじ定食だったといいます。
道の駅を後にする際には、
支配人に宛て、櫻井じゅんやとい
う偽名で、
お礼の手紙を書き残していました。
>>道の駅に1週間以上もお世話
になり、
本当によくしていただき、ありがとうございました。
島で休憩、とても心地よかったで
す。
頂いた声援をパワーに、日本各地
を走り抜けます。
>>浮かび上がってくるのは、
逃亡生活を楽しんでいたかのようなふるまい。
自転車の荷台には、
釣りざおやテント、傘のほかにクーラーボックスも積んでいて、
中には大量の調味料が入っていた
ということです。
逃亡中にもかかわらず、
人との接触や自身の素性の発覚を恐れていないように見える樋田容
疑者。
犯罪心理学者は。
>>やっぱり捕まって怖いという
こと、
おびえていること、
そこから不安から、ストレスから逃れるために、そういう、人との
接触を楽しむというか、そこで気
を紛らわすというか、
逃れるためにまあ、
人と接していきたい、そういう感じじゃないですかね。
>>調べに対し、
現在も黙秘を続けている樋田容疑者。
警察は逃走経路の解明を急いでい