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(ボニン)世の中に
動物好きは たくさんいますが→
一番好きな動物は? と
聞かれたら→
答えは やっぱりイヌかネコです。
この番組では しばしば意見が真っ二つに割れる→
あの究極の問いに答えを出します。
イヌとネコではどちらが優れているか。
難しい問題ですが→
今回は科学の力が決着をつけてくれるでしょう。
番組では2回にわたり→
最先端で興味深い研究をいくつか ご紹介します。
皆さんのイヌとネコを見る目が
きっと変わりますよ。
う~ん 僕は人間の最良の友
イヌが勝つと思うな。
そう? 私は どちらかといえば
ネコの方が優秀だと思うけど。
早速 意見が割れたね!
もう対決は始まっています。
人間にとって
最も なじみ深い動物 イヌとネコ。
それぞれの多種多様な能力を→
最新の科学で明らかにし比較します。
より優れているのは
果たして どちらなのか。
知っているようで知らない→
イヌとネコの秘められた能力とは?
今回 競い合うのは
3つの部門です。
感覚の鋭さ。
(スティーヴ)捜索開始。
運動能力。
そして 知力です。
よし!
さあ 対決開始です。
ここは イギリス東部にある
イヌとネコの専門病院です。
これから
さまざまな比較実験を行います。
各国の専門家の協力も得て
イヌとネコ→
どちらが より優れているか
答えを出していきます。
まずは 最も難しい問題の一つ→
どちらがより高い知力を持っているのか。
実験に入る前に→
飼い主たちが自慢の我が子を撮影した→
とっておきの映像を
ご紹介しましょう。
ネコは家の中で いろいろな事を
自分で解決しています。
でも イヌだって
教われば このとおり。
≪ドアを閉めて。
≪ワッフルを取って。
飼い主の朝食だって
作ってくれます。
≪レバーを押して。
≪いい子ね。
ネコも負けてはいません。
≪お利口ね。
このように物事を学習して
上手に こなすのは→
高い知能の表れです。
では イヌとネコの知力は→
果たして
どちらが優れているのでしょうか。
もちろん
イヌが勝つに決まっています。
その事を証明するために→
私は これからはるばるウィーンまで出かけます。
訪れたのは ウィーン大学にある
イヌ専門の認知科学研究所です。
この子はルーナ。
ここで イヌに数を認識する能力があるかどうかを→
調べる研究に協力しています。
フレデリーカ・ランガ博士が調べているのは→
動物の知力の一つである
物の数を認識する能力です。
これは 2つの画面のうち→
数が多い方を選ぶという実験です。→
正しい画面を鼻で押すと
ご褒美が もらえます。
間違った方を選ぶと
お手つきで1回休み。
次の挑戦まで
30秒 待たなくてはなりません。
なるほど。 では早速 テストを。
ええ。
まずは これまでに
練習した事のある問題から。
(ランガ)ほら 見て。
数は 3と1です。
(正解の音)
正解です。
では 4と1では?
(正解の音)これも正解。
ルーナは 12問中9問 正解しました。