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2018/10/08(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「イヌ vs. ネコ ペット徹底対決!(1)」[二][字][再]


次は もっと難しいテストを?もちろん。
全体に黒丸の数を増やし

両画面の数の差を小さくします。
(正解の音)
ルーナは何度か近寄って→
2つの画面を見比べるような
そぶりをしましたね。
選択肢は2つ。
という事は正解率が50%を超えなければ→
数を認識した事の
証明にはなりません。
このテストで
50%より高い正解率を出せば→
それはイヌは数を数えられる
という事でしょうか?
いいえ。 イヌは
数を数えているわけではなく→
数量の違いを
見分けているだけです。
つまり 数の大小を理解したり


計算したりするわけではなく→
視覚的な違いを
捉えているという事?
そうですね。
難易度を上げたテストの正解率は60%でした。
イヌの祖先は
群れで生きるオオカミです。
オオカミにとって
別の群れに遭遇した時→
相手側に何匹いるかを
理解する事は重要です。
もし 相手側が16匹いて→
こちらが6匹しかいないと認識できれば→
衝突を
避けられるかもしれませんからね。
♪♪~
飼いイヌに備わっている知能の多くは→
祖先の野生のオオカミから
何世代にもわたって→
受け継がれたものだと
考えられています。
これは ハイイロオオカミです。
もともとは非常に どう猛な動物です。
驚くべき事に
イヌの遺伝子の99.96%は→
祖先であるオオカミと
共通だとされています。
ちょっと想像しにくい話ですが→
ラブラドールのような大型犬からチワワのような小型犬まで→
全てのイヌは→

このハイイロオオカミと生物学的に近い関係にあるんです。
オオカミは
非常に頭の切れる優れたハンターです。
彼らは
群れが持つ力を認識しています。
相手が 自分たちより
ずっと大きな動物でも→
チームワークを駆使して
どこまでも追い詰め→
ついには しとめます。
私たち人類の祖先も→
同じような狩りのしかたを
していたのかもしれません。
やがて人類は
オオカミと協力して狩りをする事を→
思いついたのでしょう。
それが人間に飼われるイヌという存在の始まりなのでしょう。
もう おしまい。
餌はないよ。 何もないって。
ペットであるイヌは→
狩りに出かける必要はなくなりました。
しかし オオカミが集団の中で培った
知恵と能力は→
現在のイヌにも
脈々と受け継がれているのです。
一方 ネコは どうでしょう。
ネコにはどんな知能があるのでしょうか?
(鳴き声)
イギリス東部のリンカーン大学では→
動物行動学の分野で

最先端の研究が行われています。
ダニエル・ミルズ教授は→
ネコに数の識別能力があるのかを研究しています。
研究に協力するのは
ネコのピクシーです。
片方のボードには磁石が4つ→
もう片方には1つあり→
数の多い方を選ぶように
訓練しています。
なるほど。
正解した場合だけご褒美を与えます。
スタッフは 目の動きが
ネコに見えないように→
目隠しをします。
放して。
すばらしい。
4つの方を選びました。
次の準備を。
数字を入れ替えます。
スタート。

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