2018/10/08(月) 02:00〜03:00 関ジャム 完全燃SHOW【ピアノは楽器の王様?ピアニスト清塚信也が楽しく解説】[字]
続いて 1700年代に登場したのが→
ピアノの先祖といわれる→
鍵盤楽器。
(清塚)はい。
(一同)フォルテピアノ。
フォルテピアノ。
これは さっきのチェンバロから→
また100年近く経って
発明されたんですけども。
この構造に関して言いますと→
もう この 今 我々が知っているピアノとほとんど同じで。
違うのは 素材とか
そういうものです。
それは のちほど
また詳しくお伝え致します。
ついに ピアノが
打楽器になったわけですね?
そういう事でございます。
違いは 弦を 今度は→
ハンマーで叩く事になったんです。
はじいてたから。チェンバロのね はじきから。
なので ツメで→
こう はじいていると→
それなりの音量で 大体
一定の音量になってしまうのは→
ギターやってても
わかると思うんですけど。
ハンマーで叩く
というふうになると 今度は→
叩く強さ 弱さ そういった事で→
音量を ものすごくコントロールできるようになるんですね。
これがもう[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
実際 どんな感じなのかまた ピアノの中を→
今度は
見せて頂いてもいいですか?
そう。 いきます。
鍵盤を押すとこれが作動するんですね。
(丸山)下からなんや。
(大倉)こいつや。
(清塚)まあ 普通に押すと…。
(ピアノ)
(清塚)こう…。
(横山)なるほど。
まあ これで 強く叩くと…
弦を強く。
(ピアノ)
(大倉)うわっ! 速い。
(清塚)叩くんですね。
そして 弱く叩くと…。
(ピアノ)
(澤部)あっ 優しい。
(清塚)…鳴ると。
この大きな違いが→
チェンバロができなくて
ピアノができるようになった事の→
一つですね。
このフォルテピアノという名前なんですね→
これ 正式名称は
もっとね 長くてですね→
クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ。
でも チェンバロなんや。(清塚)そうなんです。
これが 正式名称でありまして。
これのピアノの部分を略して我々は 今 ピアノと。
イタリア語ですか?
(清塚)イタリア語です。
いわゆる これ そのまま読んだら→
チェンバロでも→
ピアノとフォルテ→
強弱がつけられますよという…。
あっ そうなんや。
(清塚)そうなんです。
なので この1700年代
こういった[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(林)そうですね。
そのフォルテピアノが→
1700年代に誕生しまして→
表現の幅が広がると同時に再び天才が現れます。
それが こちらです。
はい 出た。(林)ベートーヴェンの登場。
出ちゃったな。
(村上)これも フォルテピアノ…。
チェンバロがバッハやったら
フォルテピアノは もう ベートーヴェン。
そのとおりです。
(村上)使いこなしたという…。
やはり この楽器の登場と共に
スターも誕生するという事で→
ベートーヴェンは→
このフォルテピアノのこの強弱がつくというところを→
ホントにふんだんに
曲に取り入れて→
トレンドとして
最先端をいってたわけなんですね。
ちなみに
ベートーヴェンの時代って→
モーツァルトなんかが
活躍していたので→
非常にかわいらしい…。
♪♪~(ピアノ)
かわいい。