◆どんなんかわからんけど。
◆さあ、これはなかなかええとこ
に
いいところに気がつきましたねえ。さあ、未知さん、
いきましょう。◆もうルーマニアなまりとか、
沖縄の方言でなく、
鼻唄。
◆歌詞がない。
◆歌詞がない。
もう何も覚えられてないんです。
◆できてない。
◆何にもできてない。
三線だけ弾いて。◆これ、ルーマニアから来て、
沖縄の民謡を歌うなんて、それは

なかなか難しいです。
さあ、ごらんいただきましょう。
答えはこちらです。
♪～
♪～
◆あなた、


すごいなあ！
ルーマニアより沖縄のほうが
声も変わってるやん。
沖縄の声になっとるやろ。
もう一回、
ルーマニアの歌を歌ってみて。
◆下手やんか！
ルーマニアのほうが下手やのに、
何で沖縄の民謡になると
沖縄の人になってしまうの？
◆完全に、はい。
◆あれ何ですか、あれ。
あのテーブルの上にあるもの。
◆ＣＤですか。
◆ＣＤって、
どういうことやねんな？
◆２年前に
ＣＤも出しました。
◆何ちゅう活動してるの。
俺に内緒でまたそんな活動して。
ライブとか、やってるんちゃうの？
◆ＡＫＡＳＯ。
ホールで。◆俺もやってるところやんか。
お客さんはどれぐらい？
５０人ぐらい？
３０人ぐらい？
◆３００人…。
◆オイッ！
やり過ぎや！
そこまでやったらあかん！

最終目標は沖縄ですか？
◆多分、沖縄かな…。
◆沖縄のおばぁになるの？
◆なるなあ。
◆うわあ～。
◆もうなってますやん。
◆言うてませんやん、そんなこと。
俺一言も言うてないで。
これ、もらってください、「とな
りの人間国宝さん」。
夢は沖縄のおばぁになるまで。
◆失意のどん底から救ってくれた
のは、
美ら海と
人々の温かさ。
ルーマニアのマリアさん。
今は
日本人に負けないほど沖縄マニア
なのです。
◆さっきからいてる
あの男の人おるでしょう。
常連で、いつの間にか、
無償でマリアさんのこと手伝うてるの？
◆はい。
ＩＴ関係とか。
◆あなたは独身？
◆はい、独身です。
◆マリアさんのこと、好きやろ？
心の中では。◆はい、好きです。
◆初めて聞いた！

◆初めて聞いた？
そんなん決まってるやんか、
そんなん。
◆ナイス～！
◆ということで、
美ら島物語のマリアさんですね。
マリアさんでございます。
ということで、２年前に
こちらのお店ができたということなんですけれども。
沖縄料理のお店ですね。
ルーマニア出身ということで、
６歳児から走るのが得意で、
陸上をずっとやっておられて、とにかく
オリンピックを目指してたらしい
んですね。
ルーマニア代表にもなって、
その１００メートルを１２秒で走るという
実力の持ち主なんですけども、
ヨーロピアンオリンピック、
要するに、大会があったんですね。ルーマニア代表で