2018/10/09(火) 16:47〜17:53 かんさい情報ネットten. 第1部[字]


>>賞味期限が1か月以上残っている、
未開封であるなどの条件を満たし
た食品を、
こちらのフードドライブに置くこ
とで、寄付することができます。
>>フードドライブの発祥はアメ
リカで、ドライブには、
活動や運動という意味があります。
おもちゃを寄付するトイドライブや、
衣類や本などを寄付する、さまざ
まなドライブが、
アメリカでは浸透しています。
このフードドライブは、
まだ食べられるのに廃棄されてい
る食品、
いわゆる食品ロスを減らすための
取り組みです。
食品ロスは、
国連でも2030年までに半減することを目指すなど、近年、
世界的に関心が高まっています。



日本では年間およそ650万トンの食品ロスが発生しているといわ
れていますが、これは単純計算で、
国民1人当たり、
毎日お茶わん1杯分のごはんを捨
てていることになります。
廃棄される食品の研究を行ってい
る専門家は。
>>世界で食料供給っていうんで
しょうかね、
食べられるものとして生産される、
供給されているものの3分の1ぐらいは捨てられているということ
ですから、これはとんでもない量
だろうと思います。
日本だと、自治体とか公共施設が
やってたりするんですけれども、
それはふだん行く場所ではないで
すし、小売業が受け手になれば、
そこは週に2回か3回行きますし、
日常生活の中にフードドライブが意識される一つのチャンスじゃな
いかなというふうに思います。
>>このフードドライブ、スーパ
ーマーケットでは、去年6月、
神戸市に初めて設置されました。その後、
輪は広がり、今では関東、
関西のダイエーやイオン、コープこうべなど、
270店舗以上に設置されていま
す。
>>お菓子、
それから調味料、
あとこの季節ですと、

乾麺なんかも多い傾向がございます。
1店舗当たり平均しますと、
1か月大体10キロ程度。
集まる量は日本全体の食品廃棄の
量を踏まえると、微々たるものな
んですけれども、私たちスーパー
としては、
食品ロスをお客様に意識をいただ
く、
一つのきっかけになるとも考えて
おります。
>>ちょっと面倒かも分からない
けど、ここへちょっとね、お買い
物のついでに持ってきて、ここに
入れていけば、それがむだになら
ないで、
なんか人の役に立つんであれば、
すばらしい取り組みだと思います
けど。
一人暮らしのおばあさんにね、
たくさん買い過ぎたらだめよって。
>>フードドライブに置かれた食
品は、
神戸市東灘区にあるNPO法人に
集められます。
>>フードドライブで集めた食品
を、
各店舗ごとなんですけれども、
重さ測って、
賞味期限チェックして、袋の破れ

がないかとか調べて、いわゆる検
品ですね、検品作業をしています。
>>集められた食品は検品後、
種類や賞味期限ごとに分類され、
必要とする母子家庭や生活保護を受けている世帯などに無償で届け
られます。
>>子どもたちが、
喜んで絵を描いてくれたりとか、
そういうこともありますし、
お母さんが本当に助かったとか、
お正月とクリスマスがいっぺんに来たみたいだというのを書いてく
れてたりだとか、やっててよかっ
たなと。
>>家庭から出る食品ロスを減ら
すためには、フードドライブは有
効だと、代表の浅葉さんは話しま
す。
>>家庭から出てくる食品ロスっ
ていうのが、
非常に率としては、