いるのは、映画だけではありませ
ん。
＞＞地震の体感。
＞＞地震系は結構やりました。
災害系が。
＞＞災害系が多い。
＞＞ことし４月、
東京都が導入したＶＲ防災体験車。
地震や火災を体験することができるこのシステムも制作しました。
＞＞熱い熱い、結構熱い！煙が充


満して、周り見えない、あっつい
！
＞＞もともとは映画館の新たな楽
しみ方として取り入れられた４Ｄ
の技術ですが、
防災学習のほか、家のモデルルー

ムで耐震を体験できるなど、活用
が広がっています。
映画公開３週間前、
映画監督やプロデューサーが体験
し、
修正する箇所を話し合う最終チェ
ックが行われました。
＞＞なんかすごい雰囲気があるシ
ーンで、
カメラが揺れてるときに少しシー
トを揺らしてもらっていると思う
んですけど、これはいいなと思っ
たんですけど、
日常芝居で例えばカメラ振っただ
けで、
少し揺れるとかはないほうがいい
かなと思いますね。
風自体はそこのちょっと前から吹
いているんで、弱く入れることは
できるんですか？
＞＞オン、
オフだけですね。
強弱は変えられない。
＞＞そうなんですね。

＞＞ずっと吹いてるとうるさい。
＞＞ちょっとうるさくて、聞こえ
なくなっちゃう。
＞＞修正点を話し合い、実際に４
Ｄのいすに座りながら、
ワンシーンずつプログラマーと修
正していきます。
＞＞今のばたばたするところが、
もうちょっと激しくてもいいかな
と。
＞＞ちょっとやってみます。
＞＞車に乗ってる感じになります
よね。
＞＞アイドリングがすごい。
＞＞エンジンの空ぶかしがやっぱりすごい。
＞＞本当に乗ってるのかなという
感じがしますね。
＞＞ちょうど車のエキゾーストの
音と、座席の揺れがリンクしてる
ので、
本当に実写気分に。＞＞会議で修正が入ったこだわり
のシーンを、ディレクターも体験
しました。
＞＞では、お願いします。
すごい揺れが。
やばい。
風も、揺れもすごいです。激しいです。
すごいです。
同じ車に乗ってるような気分が味わえます。
＞＞今回、

見どころのカーチェイスのシーン。
実は監督も予期しなかった発見が
ありました。
＞＞映像を作ってるときは、長く
て大変で、
車のシーンが、
もっと短くすればよかったって。
体験しているときは、もっと長く
ても大丈夫だなってぐらい、その
くらい臨場感があったんで、作っ
てよかったなって思います。
＞＞実写映画に比べて、アニメの
ほうが動きが派手だったり、
誇張した部分があったり、
そういった意味ではドラマが中心の実写と比べると、
ＭＸ４Ｄは動きつけやすいので、
相性はかなりいいと思います。
＞＞そして迎えた公開初日。
会場は満席で、熱気に包まれまし
た。
＞＞今後何十年、
何百年っていうふうに映画という
ものがずっと続いていく中で、今、
配信とかもすごく強くなってきて
て、家で見る環境とかも、
かなり充実してきてはいるんです
けれども、シートが揺れて、
煙が出て、水が出てみたいな体験
は、
絶対に家ではできないことだし、