2018/10/20(土) 13:05〜13:50 西郷どん(38)「傷だらけの維新」[解][字][デ][再]


参ったのう。
吉之助さぁは 遠くで戦をしちょっても
おいの頭の中まで見通しちょっ。
ないも。
(笑い声)
一蔵どん。
実は 今日は頼みがあって 来た。何じゃ?
おいは [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰らせてもらいたか。

ないを言うか。
もう おいの役目は終わった。
ないも終わっちょらん。新政府は これから始まるんじゃ!
分かっちょっ。
じゃっどん 大久保一蔵がいれば→
もう ないも心配いらん。 岩倉様もおる。
長州の桂さぁじゃって おる。吉之助さぁ もとはといえば→
幕府を倒せ 新しか国をつくれち
言うたのは おはんじゃ!
そんとおりじゃ。
じゃったら…!そんために…。
おいは…


おいは こん手で全てを壊した。
壊して 多くの者たちを死なせてしもた。
そん責めを負わねばならん。
そいが 民のための
新しか国をつくることじゃろが!
すまん 一蔵どん。
♪♪~
勝手なこつを言うな。
幼か頃から西郷吉之助の背中を追いかけ→
やること 言うことを
ただ ひたすらに信じてきた。
おはんと共に手を取って→
新しか国をつくることだけを目指してきたんじゃ!
一蔵どん!
♪♪~
ないのつもりじゃ?
世界に負けん日本国をつくってくいやい。
♪♪~
(笑い声)
(笑い声)
(熊吉)あっ 若さぁたちがお帰りでございもす!
おやっとさあでございもした。
ああ よく帰った。
いまじゃった…。
お帰りやったもんせ。
お帰りやったもんせ!
旦那さぁ 吉二郎さぁは?
(園)吉二郎さぁは
まだ お戻りではなかですか?
すまん。

死なせてしもた。
♪♪~
吉二郎兄さぁはどんなに苦戦しちょっても→
一歩も引くことなく みんなを励まし
最後まで戦いもした。
最後まで [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の侍らしく
立派に戦いもした。
(園)そうですか。
吉二郎さぁ…→
おやっとさあでございもした。
(泣き声)
♪♪~
旦那さぁ ちょっ よかですか?うん?
銭じゃなかか。
吉二郎さぁが ためちょったもんです。
旦那さぁのためです。
おいの?はい。
西郷どんが また いつ何を思いつくか
分からんち言うての。
旦那さぁにだけは言うたらいかん。
思う存分 お働きができんようになるち→
私たちに
ずっと念押しされちょいもした。
(雪篷)うん。
知らんかったのは お前だけじゃ。
♪♪~
(泣き声)
♪♪~
≪吉二郎…!
♪♪~

旦那さぁほんのこて よかとですか?
よか。
♪♪~
<何を思うか 西郷どん。→
今宵は ここらでよかろかい>
おやっとさあ。
今 ここで手を緩めるわけにはいかんのです。
御一新というのは こういうこっが?
兄さぁを新政府にですか?
必ず争いのもととなるぞ。
そばにいてくいやんせ。
(愛加那)
この子を よろしくお願いします。
はまった! あ痛っ!
父は 桜島でした。
北越戊辰戦争の激戦地で→
長岡城をめぐり攻防戦が繰り広げられました。
信濃川を渡り
奇襲攻撃を仕掛けた新政府軍。
これを知った長岡藩士が打ち鳴らした