2018/10/20(土) 13:50〜14:50 土曜スタジオパーク▽ゲスト 松坂慶子 内田有紀[字]


入っていきます。「篤姫」ですね。
宮崎あおいさん演じる篤姫の
教育役の幾島役。
2015年の「花燃ゆ」では
幕末の長州藩士の妻の役。そして、ことし「西郷どん」。
改めてご覧になっていかがですか。
松坂≫光栄なことです。
あのとき二十歳でしたかね濃姫。
渡辺≫美しい。
松坂≫大河ドラマをお作りになる
とき、皆さん一丸となって
本当に、一生懸命というか
作っていくので
そういう真剣勝負の場でね

私も一緒に参加して演じさせていただけるってとても貴重な
経験をさせていただきました。
原口≫松坂慶子さん、初めての
大河出演となった
「国盗り物語」を準備しました。
松坂さんは織田信長の妻


濃姫を演じられました。
信長≫お濃。
濃姫≫帰蝶と呼んでいただきます。
信長≫どうでもよい。
美濃から来たからお濃だ。
信長≫そなたのててごは
マムシだそうだな。尾張では、もっぱらの評判だ。
やっぱり、あれか
まだら虫のような顔か。
濃姫≫違います。
父は乱舞などさせると、背も高く
顔も舞台に映えて
りりしきお顔だと人は申します。
信長≫信長が最後に女どもを
道連れにして死んだとあっては
世間に対して汚し。
濃姫≫殿、お濃は残りますぞ。
信長≫お濃。
濃姫≫殿…!
松坂≫ありがとうございます。
懐かしい。
帰蝶と申しますと。
声が高いのね、二十歳のころ。
原口≫VTRの途中で
一部映像が乱れまして
すみませんでした。
渡辺≫初めての大河ドラマ
「国盗り物語」にはいろいろな
思い出がありますか?
松坂≫それこそ着物を着て

演じるというのが
初めてだったと思うので
何もかも勉強だらけ。
渡辺≫着物を着ての
演技だったりとか。
松坂≫着物を着て、こんなふうに
手を広げてはだめよとか
こんなことしちゃだめなんだ
とか、そのぐらい。
今、有紀ちゃんが映像を見て
今よりしっかりしてるって
言ってましたよね。
<笑い声>
内田≫あのころの慶子さんが
お姉さんみたい。
<笑い声>
松坂≫懐かしかったですありがとうございます。
渡辺≫ここからいろいろな映画や
ドラマに出演されますけれども。
松坂≫育てていただきました。
原口≫一方の内田さんは「西郷どん」が
大河ドラマ2作目で
初の出演が4年前の「軍師官兵衛」で、演じた役は。
内田≫濃姫なんです。
すみません、おこがましくも。
渡辺≫お二人とも濃姫を。
内田≫弓の練習をしましたね。
渡辺≫時代劇で女性が
刀で戦うというのがあったんですよね、珍しいですよね。
内田≫慶子さんも、なぎなたで

女性は戦うんですけれども
殺陣の先生ができそうだからって
ちょっとおもしろそうでしょうなんて言うので
特に細かく、濃姫というのが
史実に残っていない方なんですね。
だからいろいろな濃姫がいても
いいんじゃないかなと
おっしゃって
そういうシーンになりました。
原口≫内田さんの濃姫です。
お濃≫まあ、怖いお顔。いかがなされました?
信長≫裏切り者が
いつもわしの足を引っ張る。
お濃≫下克上の世、裏切りなど
さして珍しくはありませぬ。
≫信長じゃー!
信長≫お濃、女とともに逃げよ。光秀なら手荒なまねは、すまい。
お濃≫濃は、上様のおそばを
離れるつもりはありませぬ。
どこまでもついてまいります。