2018/10/21(日) 07:00〜07:30 ボクらの時代[字]


それ 見たいわ。
ただの 弱虫坊ちゃん。
やや 今も その節はあるけどね。めっちゃ人見知りでしたね。
だから 目立たないタイプです 僕。

でも 色々 今になって振り返ると話が合わなかったんだと思います。
周りの友達と。
どういうところで感じました?それって。
音楽の授業とか
すごい好きだったんですよ。
でも 周り みんな 歌うのが


恥ずかしいからっつって→
歌わないんですよ。
男子は 特に。
だから 男子は 仲のいい
僕の友達と僕の2人だけで→
男パートは歌ってたみたいな
授業で。
卒業式の歌とかも→
めっちゃ いい曲だから全力で歌いたいじゃないですか。
でも やっぱ 卒業式なんか→
うわ 女子 泣いてるようわ ウケるみたいな→
ちゃかす連中が いわゆる…。
男子だよね。
多くて 何だ こいつらって
思ってたのは 覚えてますね。
マイノリティー側だったんだね。
かなりマイノリティー側でした。
今 思うと。
付き合ってて思うのは→
この見た目のメジャー感と→
中身の このマイナー感のコントラストが→
この人の面白さだなって思うけど。
でも 絶対 ここ3人もマイノリティー側だと思いますけど。
完全に そうです。
完全に そうですよね。
あれ 俺 言ったっけ? 幼稚園も
保育園も行ってなかったって。
何でですか?
母親の方針なのか…。
方針で行かせないこと

できるんだ?
意味 分かんないしね。
家にも テレビがなかったから本と映画は OKだったんだけど→
何も
メーンカルチャーに触れずに→
人にも触れずに
1人で虫捕りして過ごして→
小学校で いきなり 子供って
こんな いっぱい いるんだと思って。
子供を 初めて見る。
子供が いっぱい いると思って→
すごい びっくりするみたいな。
で すごいそのときに覚えてるのが→
図工の授業があるじゃないですか。で 粘土をやると。
だから粘土板 買ってきてくださいって→
先生に言われて→
で 僕は 普通に文房具屋に行って→
ピンク色の粘土板
買ったんですよ。
何でかっていうと 粘土が黒くて
汚い色だったから→
せめて 粘土板は
奇麗な方がいいじゃんと思って→
ピンクの粘土板 買って
学校 行ったら→
周りのクラスメートに→
お前 何 女の粘土板買ってきてんだよって→
すごい言われたんですね。
で 確かに うち 戦隊物見るのとか 禁止だったんですよ。
だから 男 青 女 ピンク

みたいなの なかったから→
すごい いじめられて 泣いて。
で 次の日 普通に文房具屋に行って 青 買って。
負けた?
負けた。 世間に負けて。
でも やっぱ いまだに 自分の中で誰が それ決めたんだよっていう。
すごい泣きながら青い粘土板 買った→
負けながら思ってる気持ちで
作ってるよね。
そこの 幼稚園 保育園
行ってなかったときの→
ブランクみたいな
ずれみたいなのをベースに→
疑ってるよね ず~っと 世界を。
ちょうど いいんでしょうね。
そこで ピンクでいくんだ
みたいなのだと→
協調性なさ過ぎだし
ちょうど いい あんばい。
静かに思ってるっていうのがいい。泣きながら 青 買うぐらいがいい。
あのときは つらかったねやっぱりね。
だから みんな みんな
っていう言葉が 怖い。
怖い。
子供のころから怖かった 僕も。
みんなと おんなじことって
すごい みんな 安心するけど→
悪いことしかないですからね。
みんなと おんなじことやって成功したとしても→
みんな 成功しちゃうわけだから