2018/10/21(日) 21:00〜22:00 NHKスペシャル 平成史 第1回「大リーガーNOMO〜トルネード・日米の衝撃」[字]


新鮮に映ったのです>
<日本では理解者に恵まれなかった
野茂さん。→
アメリカに渡ると そこに
幸運な出会いが待っていました>
<勇気ある若き野球人の行動に

敬意をもって報いました>
<野茂さんが
キャンプで過ごした部屋は→
オマリーさんにとっても
忘れられない場所だといいます。→
共にキャンプ地で過ごし
2人は何度も話し合いました。→
立場の違いを超え
信頼の絆が結ばれました>
<慣れない環境にある
野茂さんを→
思いやりながらも
特別視はしない。→
絶妙の空気が チーム内で
共有されていきました>
<アジアを含めた
大リーグのグローバル化は→
オマリーさんの目標でした。→
野茂さんは それを実現してくれる存在でもあったのです>
運がよかったです。
<野茂さんとオマリーさんの出会いから始まった→
日本選手の大リーグでの活躍>
<駐米大使を経て 5年前まで→
日本野球機構の


コミッショナーを務めていた→
加藤良三さんです>
<日本球界は→
大リーグに選手を奪われてしまう
という発想を超え→
交流による共存共栄を
図るべきだと考えています>
ドジャースタジアムに集う
ファンたちは→
今も 野茂がやって来た時の
熱狂を→
昨日の事のように記憶している。
ヒデオ・ノモ!
(取材者)サンキュー!
日本人にとって野茂の大リーグでの活躍は→
バブル崩壊で
自信を失っていた時代の→
一筋の光明だった。
それは アメリカ人にとっても同じだった。
野茂が 崩壊しかけていた
大リーグを救ったからだ。
野茂が渡米したのは
その長い歴史の中でも→
大リーグが
最も危機に瀕していた時だった。
前の年 年俸の高騰を
抑えようとした球団側と→
選手側が激しく対立。
ストライキに発展し→
ワールドシリーズも

中止になった。
拝金主義が横行する大リーグを→
ファンの多くが見放そうとしていた。
そんな時 一人の若者が→
およそ1,000万円という最低保証年俸で→
勝負を挑んできた。
(実況)サンシン。
NOMO! イエ~イ!
野茂は アメリカ人に→
フロンティアスピリットとは
何かを思い出させた。
大リーグのマウンドで
野茂はアメリカを驚かせ続ける。
当時 大リーグ最強といわれた
ロッキーズ打線を相手に→
快投を演じたのだ。
(実況)三振 ビシェット。
ノーヒットに抑えて迎えた
9回ツーアウト。
(実況)アウェーのコロラド
ロッキーズファンから→
スタンディングオベーション。
NOMO NOMO NOMO!
(実況)ノーヒットノーラン達成
野茂英雄。(歓声)
高地にあるため 打球が通常より
9%も伸びる 打者優位の球場。
選手会の代表として
ストライキを主導した…
大リーグの危機を救ったのは

野茂だったと語る。
野茂の成功に導かれるように→
毎年のように海を渡るようになった日本選手。
野茂は大リーグの形も
大きく変える事になった。
野茂の大リーグ挑戦の
3年後には→
ポスティングシステムが
新たに導入された。
一番高い入札額を