2018/10/22(月) 15:50〜17:53 ten.【ノゾキミ!秋の“古都・奈良”観光客続々…シカを守る人々】[字]
自分の心のぶれの激しさに。
>>おいしいだけじゃない!
心も体も満たされる、
寺カフェ絶品グルメ。
まずは人気観光地、鎌倉にある長谷寺。
1200年以上の歴史があります。
梅雨時には、
およそ2500株のあじさいが咲
き誇ることから、
あじさい寺の愛称でも知られてい
ます。
カフェがあるのは、
本堂の脇にある小道を進んだ先。
>>なんだかレストランらしき建
物が見えてきましたね。
ありました、こちらですね。
海光庵さん。
>>こちらが長谷寺の寺カフェ、
海光庵。
>>こんにちは。
>>店内に入って、まず目を奪われるのは。
>>見てください、この景色。
海が見えますよ。
街も一望できますね。
すてきな景色。
>>鎌倉の街並みと、由比ガ浜を
一望できる絶景。
この景色を目当てに訪れる方も多
いそうです。
>>きょうはよろしくお願いいた
します。
>>よろしくお願いいたします。
>>店長の武藤さんは、
その見た目からも分かるとおり、
長谷寺の僧侶。
ことし7月に行われた年に一度の
大法要では、
お経を上げる大役を務めていまし
た。
そんな武藤さん、
店内で料理を運ぶこともあるんです。
>>お待たせいたしました。
お寺のカレーでございます。
>>これがお寺カレー?
>>一番人気のメニューは、その名も、
お寺のカレー。
十数種類のスパイスをブレンドしたというカレーに五穀米。
動物性のものは一切使っていない
という、
こだわりのカレーの味は。
>>うん!
うーん!
口の近くに持っていった瞬間に、スパイスのいい香りがしますね。
このお肉が入っているカレーと比
べても、
物足りなさを感じない。
>>精進料理の教えに従って、
肉は入れていませんが、
満足感が得られる訳は、このこんにゃくにありました。
>>このこんにゃくのぷりっとは
じける食感が、
お肉に近い味わいを感じることが
できます。
>>一応こげ目をつけまして、
お味的には豚バラをちょっと模しているんですけども。
>>おー、そうなんですね。
>>そうなんです。
>>食感を生かしつつ、甘辛く味
付けすることで、
こんにゃくが肉に負けない具材に。
ただ、
肉を使わないことでこんな影響も。
>>やはり動物性の食材を使わないとですね、
味がぼけてしまいますんで。
>>そこで、
深みのある味わいを出すためにた
どり着いたのが。
>>ここで精進料理の教えをもと
に、
大豆でだしを取ろうということに
なりまして。
>>なんと、大豆だし?
作り方はシンプルそのもの。
まずは大豆を鍋に入れ、
弱火で10分ほどいっていきます。
その大豆をそのまま水に投入する
だけ。
>>うわー、すごいいい香り。
>>一晩、
水に浸しておけば完成です。
>>これが一晩寝かせたものなんですか?
>>これが一晩寝かせた大豆にな
ります。
>>こんなきれいな色になるんで
すか?
>>そうなんです、
澄んでる色になるんですけども。>>うわーっ、えー。
>>透き通った黄金色の大豆だし。
これこそ味に深みを出すための精進料理ならではのだしなんです。
>>ではいただきます。