2018/10/23(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝近江舞子の芸術一家&犬×帽子アイデア商品▽日帰り兵庫朝来旅】


◆これも100%犬でつくってい
ます。
◆そうですか。
このわんちゃんのあれですか?
◆岳君の。
◆岳君?

◆岳君です。
◆要するに岳でしょう?
◆要するに岳です。
◆帽が落ちますやんか。
それ普通に、水で流したり、
ごみ箱に入れたりして、捨てます
やんか、
普通の人は。
◆多分、犬好きの人は捨てないと
思います。
◆うそやん、そんな事ない。
僕も犬をずっと飼ってましたけど。◆怖いのに?
◆かまれっぱなしなんですよ。だから、僕は犬がだめなんですよ。
◆だから、本当に犬好きの人は、
多分集めてはると思います。
◆このおうちの中に帽子がぎょう
さんあるんですか?
◆あります、たくさん。
◆なら、後でインサート撮ってお
いて。
◆いやいや、いいです。
◆小さいころから、犬が大好きだ
ったという
辻井さん。


愛犬の分身みたいだから捨てられないとためている毛は、
1年間で45リットルの袋、
いっぱいになったんだとか。
愛犬の毛を
何かに利用できないかと思い、6年前から帽子づくりを始めたん
だそうです。
◆いや、驚いた。
◆これは、
今、途中なんですけど。
◆これはすごいなあ。
これでしょう?
◆これはね、
コリーちゃんの毛なんですけど。
毛なんですけどね。
◆それで、これを
何を塗っているんですか?
◆シャンプーを薄めた
あったかいお湯なんです。
セーターね、お湯で洗ったらぎゅっと縮むじゃないですか。
あれで縮ませているんです、
ぐっと。
今、これよれよれですけど、
これ、もっとぐっとかたくなって
くるので。
◆これ、別に織っているわけでも何でもない?
◆何でもないんです。
お湯だけ。
◆これ、よう考えたなあ~。
ほんでこれで、1枚ができますわ
ね。

それを加工して帽子の形をつくる
と?
◆そういうことなんですよ。
◆バッグやベストなど、可能性は
広がりを見せそうですが、帽子し
かつくらないというこだわりが。
直接、肌に触れるもので愛犬のぬ
くもりを感じてほしいからだそう
です。
◆つくり始めたときは、岳君とお
そろいの帽子をかぶってお出かけ
ということで…。
◆ということは、えっ…。
◆やったんですけど、結局ね、
注文をいただくことになったら、
半分ぐらいは亡くなったわんちゃ
んの毛だったんです。
ずっと引き出しの中に入れっぱな
しやから…。
◆わんちゃん、亡くなってるのに、まだ置いてんの?
◆そうそう、ずっと、
だから亡くなった犬の毛をずっと
置いてはるんです。
それやったら、
1回帽子にしてもらって
ということで、帽子にさせてもら
ったら、
何かうちのわんこが帰ってきたみ
たいですって言って、リビングに
ずっと置いてはって…。

かぶってくださいねって。
かぶるのもったいないから、
リビングにずっと置いて。
◆飾ってて。
◆だから、このごろはペットロスとかが
あるので、ペットロスがちょっと
はなくなりましたというふうに…。
◆うわ~、すごい話やなあ。
◆なので、
ちょっと人助けもできてるかなと。