2018/10/24(水) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【奈良桜井で伝統覆す素麺づくり▽京都・仁和寺372年ぶり秘宝公開】


今のお金に換算すると約300億円、仁和に奉納された。
◆300億円!
それで全部、全て
建て直した。
そのときにこの金堂だけは新築じゃなくて、
御所の紫宸殿を
そのまま移築してきました。ですから、現存する
紫宸殿としては、最古の建物とし
て国宝指定を受けているんです。
◆この国宝の金堂は普段、
一般公開はされていないのですが、
現在、秋の特別拝観と称し、
なんと期間限定で
内部のある貴重な仏様を拝見でき
るんです。
◆こちらが本尊様の阿弥陀如来様
など、
あわせて阿弥陀三尊と申します。
じゃあ、どうぞお参りいたしましょう。
実は、今回初公開。
一度も見せていなかったという
仏さんを今公開中なんです。
めっちゃ格好いいんですよ。
◆むっちゃ格好いいですか。

◆くだけてるな。
表現が砕けているな。
◆372年の時を経て、初公開のとってもかっこい~
仏様の正体とは一体!?
◆こちらでございます。
◆むっちゃ格好いいです。


◆でしょう?
372年前に
描かれました。
でも、一度も公開してなかったん
です。
◆初めてですか。
◆初めてなんです。
この秋に初公開されたのが、
五大明王壁画。
江戸時代に活躍した絵仏師(えぶ
っし)の
木村徳応の作品とされ、
高さ2.2メートル、幅15メートルの壁に
5体の明王の雄大な姿を見ること
ができます。
◆非常に怖い顔をしていますけれ
ども、
これはどんなことがあっても
守ってあげるよという
慈悲心のあらわれです。
これは実は優しい仏さんです。
◆秋の特別拝観期間には
五大明王の特別御朱印が発行され
たり
重要文化財の経蔵も公開。
さらにさらに、さまざまな国宝が
展示される
霊宝館も一般公開されるなど、
今年の秋はもうとにかく
すごいんです。

そして仁和寺、もう1つの見所が五重塔。
東寺の五重塔と同じく
各層の屋根の大きさが
ほぼ同じであることが特徴。
◆きれいですね。
◆約36メートルあります。
東寺さんの五重塔が京都では一番高いんです。
というか、日本一高いのかな、
木造では。
東寺さんの五重塔のてっぺんが
ここの地面ぐらい。◆標高で行くと。
◆だからこっちのほうが高い。
◆海面から行くとね。
◆どこ競ってんの。
◆見ちゃだめ。
◆僕はいいんですよ。
◆あっ、いいんですか。
全然覚えへんやん。
◆人の話聞いてない。
◆ざっくりとしててもいいけどね。
◆ざっくりとでいいの?
◆でもやってることは、ミリ単位
のことをやってますよ。◆おおー。
◆ちょっとヒント言っちゃった。
勝手にヒント言うてくるし。
◆ここで皆様にはヒント。
景色を撮るのではなく
重要な文化財を後世に残すための
あることをしているんです。
果たして、宇治原の回答は?

◆建物の点検。
◆お願いします。
◆データ化ですね。
◆全然違うやん。
どういうことですか。
◆この境内に建っている建物、
全てこれをミリ単位で測量してるんです。
万が一の災害が起きたときに元に
戻すためのデータです。
◆何とおっしゃいました?