2018/10/24(水) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【奈良桜井で伝統覆す素麺づくり▽京都・仁和寺372年ぶり秘宝公開】
200年前から続く製麺所の
製麺所の次男坊だった勝山は、
中学生になると、家は長男に任せ、
夢だった服飾の世界へ。
四国にわたり、
10代で店を持つまでに成長。
ところが、
実家がちょっと大変だという知ら
せが舞い込み、桜井へ戻ってみる
と…、何と恐ろしいほどの借金が。
それでも意を決して、
麺を打ち始めます。
◆何もかも、
払ってしまうと、
月2万円ほどしかない日が4年間あったんですよ。
◆どういうふうに、またつくれる
ように。
◆つくってる麺を
支えてくれる人がいるんですよ。料理屋の主人とか。
吉兆さんとか、菊乃井さんとか、
たん熊さんとか、
なかむらさんとか、
そういうのの
今でも下請しています。
◆超一流じゃないですか。◆あんたのそうめんは誰もつくれ
ないんやから、早く立ち上がって
くれると。
人様と同じそうめんをつくってる
よりは、
俺は立ち上がっていけないと思っ
て、やっぱり、お客さんを満足さ
せるにはどんな味がいいのかとい
うことを考えた。
◆つくり方とか変えたら、周りか
ら反発というか。
◆ありました。
◆そういうのなかったんですか。
◆そうめん粉でない、そうめんを
つくって、
それがそうめんかと言われました。
それが一生勉強だと思う。これからも続く勉強。
◆だからちょっとずつ改良をしな
がら、
本当にこれからも頑張ってくださ
い。
これ、「となりの人間国宝さん」
もらってください。
◆ありがたい。
どうも、いただきます。
◆一流料亭の主人たちに麺づくり
の天才といわしめる六代目。
何と、本日74歳の誕生日です。
◆今でも洋服とかに
興味?
◆何センチの服で
肩幅が何センチ、
バスト何センチ、
目で見て全部…。
◆うそ?
◆でもセンスはないです。
◆社長の私服はダサイ。
最初見たときびっくりしましたも
ん。
◆私服めっちゃ見たい。
◆スラックスにポロシャツインみたいな。
ダサイ。
◆何にも興味ないです。
◆これは絶品!
◆すごいかわいい店。
見て、煙突。
かわいい。
今休憩中ですか。
◆休憩中です。◆何のお仕事?
◆金属の加工です。
◆金属の加工。
でも、夏過ぎたから、
大分暑さましになったんちゃいます?
◆いや、うちは暑いですよ。
◆まだ暑い?
◆空調機で。
◆ああ、すごい!
テレビで見たやつや、これ。
すごい。
すごい、すごい。
ブーンて言ってる。
すげえ!
でも、
本当にこれつけないと作業ができ
ない?
◆そんなことはないです。
◆すごい。
でも、頑張ってくださいね。
暑い中。
ありがとうございます。
ここ、ここ。
すごい、やっぱり、桜井らしい木
を使った…。
こんにちは。
お店、
めっちゃかわいい!