2018/10/24(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!秋のおでかけスポット!滋賀「ブルーメの丘」】[字]


法律でそれが禁止されたりしているわけなんです。
だから日本は払えないというのは
もう分かってますし、日本の政府
の方針でもありますから、
カタールはそのへんも分かったうえで、まあ、
立て替えるというか、自分たちが
払うというそこも考えてることだ
と思います。
>>肩代わりしてくれた、
日本にとっては、じゃあよかった


ということなんですかね。
>>以前日本は、
シリアで拘束されている日本人のジャーナリストの救出に、やっぱ
り失敗をして、殺害されてしまう
という事件もあったわけですから、
今回、トルコとカタールがこうや
って動いてくれた、
無事に救出をしてくれたというの
は、
これ日本政府にとってはものすご
い大きな恩義を感じる大きな出来
事になったと思うんですね。

その日本政府、安倍総理ですけれ
ども、じゃあ、
今回のこの救出で一件落着になったのかというと、
ちょっと複雑な事情というのが、
やっぱり出てくるわけですね。
それが何かということなんですけ
れども、
このそれぞれの関係国のこのつな
がりなんですけれども、
トルコとカタールは今、
サウジアラビアと対立する関係で、今、
協力をしているわけですね。
実は、
この2つの国の後ろ盾としてもう
1つイランという国があるわけで
す。
さらにその後ろにはロシアが協力
関係を持っている。

一方のサウジアラビアは、アメリ
カが、トランプ大統領がサウジア
ラビアを支えようとしている。
若一さんもありましたけれども、
実は、
カタールからは液化天然ガス、最
大の輸入国ですけれども、
このサウジアラビアからは、日本
は石油、
原油をものすごくたくさん買って
いたりするわけですね。
安倍総理とこのトランプ大統領の
関係というのは非常に親密ですし、
今、
安倍総理はこっちの側に恩を感じるような今回の救出劇になったわ
けですから、このイランとアメリ
カの対立もある、ロシアとアメリ
カの対立もある。
では安倍総理、
これからの中東外交、アメリカ、
ロシアとの関係はどうするのかということにも今回、
微妙な影響が出てくる可能性があ
るということですね。
>>難しい立場ですよね。
>>トルコはね、
意外に日本では知られてませんけ
ど、
北アフリカ、
中央における最大の経済規模を誇る国なんですよ。
サウジアラビアよりもトルコのほ

うが大きな経済規模を持っていま
してね、
トルコが実はアメリカとは、
特にトランプ政権になってから、
非常に関係が悪化しているわけで
すよ。
特にクーデター未遂事件に関して、
アメリカに在住してたイスラム教
徒がということで、そういったこ
とでもめて、人質事件にまで発展
しました。
だから、
トルコとアメリカとの関係も非常に微妙なところにきてて、なかな
かほぐしきれない状態にあるんで
すよね。
>>中国とアメリカの関係におい
て、
アメリカとロシアがちょっと歩み
寄っているんじゃないかという話
もあるじゃないですか、ってなる
と、こういう分かりやすい図式で
はなくなってきそうな感じはする
んですけどね。
>>まさにおっしゃるとおりなん
ですね。
その安倍総理というのは、あした
から懸案の中国に行って、訪問を
する。そして、習近平国家主席と
も会談をするということになるん
ですけれども、この中国に行く、