2018/10/24(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!秋のおでかけスポット!滋賀「ブルーメの丘」】[字]


この問題もテーブルの上に上げるんだというふうな話が出ている、
これは中国側の本気度というもの
が見える、関係改善のほうに向か
うんじゃないかというふうな意欲
が見えるんですけど、先週実は、
中国の外交官に私、
会って取材をする機会がありました。
こういうふうに言っていました。
日本はアメリカに近すぎるというふうにいっているんですね。
つまりどういうことかというと、
中国は今、
アメリカと貿易戦争の摩擦の状態
が非常に深刻化しているというこ
とで、
やはり日本をより自分たちの近いところに、
味方にしたいというふうな思いが
ある。
そういうふうなことを今回の会談
で実現しようと、
させようという思惑がやっぱりあ


るんだと思うんですね。
そこで出てくるのが、
きょうの解説なんですけども、
この新パンダ外交がスタートする
んではないかということですね。
神戸のおうじ動物園にもパンダが

来るんじゃないかというふうなそ
ういう取り決めも行われるんじゃ
ないかというような情報も出てい
るくらいで、日本の総理としては
7年ぶりに中国に行く、
そこにこの新パンダ外交の中国の
本音というのが、やっぱり隠れて
いると思うんですけれども、
その新パンダ外交の復活の裏には、やっぱりパンだっていうのは、
どの政治家よりも非常に影響力が
大きな、
外交官と言ってもいいぐらいの優
秀な力を持っているんですね。
これは日本と中国が国交を結んで
から、
ずっとパンダの存在というのは、
政治的にも、
友好関係にも大きな影響を与えて
きたんですね。
簡単にざっと見ていくと、私は3
つのステージに、
この中国の思惑というのが分かれ
てきているというふうに、こうい
うふうに思うんですね。

ファーストステージ、セカンドス
テージ、
サードステージということなんですけども、
ファーストステージからちょっと
見ていきたいんですが。
まず、
ファーストステージの目的は、
中国にとっては友好だったと思い
ます。
1972年に上野動物園にカンカ
ンとランランが初めて来ました。
もう熱狂的なパンダフィーバーが
起きて、
影響力絶大と。
このカンカン、
ランランっていうのは、10年も
しないうちに死んでしまったんで
すけど、そのあとに平和友好条約
が結ばれて、
国交10年を挟んで、
すぐに中国は新しいパンダを贈ってきてくれたんですね。
これはまさに友好ということでパ
ンダを活用した中国の例だと思い
ます。
>>今や動物園に欠かせない存在のパンダですけど、
このカンカン、ランランから始ま
ったこと。
>>でもそれ贈呈って書いてあり
ますけど、レンタルですよね。
お金は?

>>いいところに増田さん、
気がつかれましたけど、実はまだ
この時代は、プレゼントだったん
ですね。
それが後々レンタルに変わっていく、
それがまた次のステージなんです。
>>最初は贈呈やったんですか?>>ぜひちょっとこのあとご覧く
ださい。
>>見ますよ、見ます。
まだ帰りませんよ。
>>セカンドステージなんですけ
れども、こちらご覧ください。
セカンドステージの中国側のこのパンダを使った目的は、日本に対
するお礼、感謝だったと思うんで
すね。
なぜかというと、
この年表から見ていただきたいんですけれども、
この1989年に天安門事件とい
う、
民主化の激しい弾圧事件が起きた