2018/10/24(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!秋のおでかけスポット!滋賀「ブルーメの丘」】[字]
50年前に大阪の寺から願正寺に嫁いできた、
きよ子さん。
ぼう守として寺の住職と教師を兼業する夫を支えてきました。
寺を守り、つなぐ。
継承問題は願正寺にとって大きな課題です。
>>息子の代は、なんとかいける
かもしれんけども、
孫の時代になって、
うち、孫が女3人ですのでね、
お寺を守りするようには育ててあ
るのやけども、どこでどういう縁
があって、
どっか行ってしまうやろかもわからへんさかい、このお寺がどうい
うふうになるかなぁと思うのがね、
やっぱり一番心配ですね。
>>そういう相談事なんかが、皆
お寺へ来てね、ちょっとこう、
ほっと息が、
なんていうんですか、
抜けるというのか、
皆が昔のような隣近所が支え合うというようなことの中心に寺がな
ればどうかなというようなことを
考えてるんですけど。
>>大切にしているのは、
地域の力となる次の世代をしっかり育てること。
かつて子どもたちが学んだ、
寺子屋のような活動ができないか、
願正寺では、
息子で副住職のりょうせいさんが、形を変えた現代の寺子屋作りに取
り組んでいます。
劇やゲームなど、
子どもたちが寺に来ることが楽し
みになるイベントを考えます。
毎週土曜日の夕方に開催している
子どもの集いには、毎回、
10人ほどが参加します。
寺の伝統行事も大切に続けています。
親鸞しょうにんに感謝する報恩講
は、浄土真宗で最も重要なもので
す。
きよこさんたちは前の日からお斎と呼ばれる、食事の準備に追われ
ます。
年々、仕出し弁当などを利用する
寺が増える中、願正寺では、手作
りの料理でもてなします。
ことしの報恩講で初めて導師を務
めたのは、息子のりょうせいさん。
その一人立ちを父は、静かに見守
ります。
>>これ見たことあるか?
あっ、
福笑い、
そうそうそう、そうや。口は?
>>夜になれば、子どもたちも参
加して、
僧侶の話に耳を傾けます。
>>あれ、鼻は?
>>こういう顔にならな、あかん
ねんで。
こんな鼻のひきいのなれ言うてん
のあらへんで。
鼻が低いように生きなあかん。
鼻はいつもいばってたらあかんねん。
な、そしていつも穏やかに、穏や
かににこにこしてたら、ほっぺた
がふわっとするわけや。
>>交通事故で夫を亡くした福澤さんも、
近所で親しくなった家族を誘って
参加しました。
長男のりょうすけ君は、
お父さんにお経を届けることができるようになりました。
青峰住職の孫娘、はるかさん。
幼いころから、
休日には祖父のあとについて門徒
の月参りに訪れてきました。
親から子へ、
子から孫へ。
願正寺はこれからも島川の地域の
人たちの暮らしと心の中心にあり
続けるに違いありません。
>>続いてこちらです。
>>レッツゴー!
>>若一調査隊。
>>きょうのテーマはこちらです。
四季の花々や、遊戯具、動物、グルメまで、
世代に応じて多彩な体験が楽しめ
る中世ドイツをイメージした広大
な農業公園、
滋賀県ブルーメの丘の魅力を徹底調査です。
>>このブルーメの丘というのは、
大阪では意外に知られていないか
もしれませんが、
誰もが楽しむことのできる、
とても心休まる場所です。
ご覧ください。
>>のどかな景色が広がる滋賀県
日野町。
駅前で待っていると。
>>ちょっと迎えに来ていただき
ました。