ですので、
消息、
本当に分かったと、
無事だったというニュースは本当
に驚きましたし、これ、
ご家族の皆さんも本当にほっとさ
れたんだと思います。
ただ、どういう状況で、
身柄が、
安全が確保されたのかということ


について、まだ十分な情報出てき
てないんですけど、いろんなこと
を、周辺を見てみると、
点と線がつながってくるところが
あるんですね。
まずは、昨夜からの動き、ＶＴＲ

にまとめましたので、ご覧くださ
い。
＞＞世界を揺るがしている、
サウジアラビア人記者、
ジャマル・カショギ氏の殺害事件。きのう、トルコのエルドアン大統
領は、捜査結果を公表。
その内容は非常にしたたかなものでした。
＞＞この殺人事件が偶発的な出来
事ではなく、
計画的だと示す確かな証拠を持っ
ている。
＞＞力を込め、
事件は計画的な殺人であると断じたエルドアン大統領。
総領事館内でのトラブルの末、カ
ショギ氏は死亡したと、
偶発的な事件を主張してきたサウ
ジアラビア政府の説明に異を唱え
た形です。
＞＞ジャマル・カショギ氏は、
９月２８日午前１１時５０分、
婚姻手続きのため、
イスタンブールのサウジ総領事館
に出向いた。
この日が殺害計画の始まりだ。

＞＞異例とも言えるサウジとの合同捜査で、総領事館の捜索を進め
てきたトルコ政府。
公表に至るまでに計画的な犯行を
うかがわせる情報が、次々と出て
きました。
事件当初、
カショギ氏は領事館を出たと主張し、
関与を全否定していたサウジ側。
これに対し、
ロイター通信は６日、
トルコ当局者の話として、次のように報道しました。
＞＞カショギ氏は、
領事館内で殺害され、
遺体は敷地外に運び出された。
＞＞また１０日には、トルコメデ
ィアから、
事件の前日にイスタンブール入りしたサウジ政府関係者１５人が、
実行犯だとする情報が。
さらに１３日には、
殺害時の音声データの存在が一斉
に報じられるなど、
事件の新証拠がメディアを通じて
世界に発信されたのです。
＞＞今まで集めた情報や証拠が、
カショギ氏がどう猛な殺人事件の犠牲者になったことを示している。
＞＞そして事件の新たな情報は、
大統領が捜査結果を公表する直前まで飛び交いました。
＞＞新たな動きがありました。
サウジ総領事館の車が見つかったということです。
＞＞トルコメディアは、今月１８

日、
サウジアラビアの外交官が別の車
で駐車場にやって来て、
スーツケースを３つ、
この車に移し替えたと報じています。
＞＞まさかカショギ氏の遺体は、
入ってないですよね。
＞＞そんなことはない。
＞＞また、
サウジ総領事館の敷地内で、
書類を次々と燃やす３人の男の姿も確認されています。
日付は事件の翌日で、
関係者らが証拠を隠蔽しようとした可能性もあります。
さらにＣＮＮは、
サウジ側がカショギ氏の生存を偽装工作していたとも報道。
カショギ氏の服を着た男が、観光
名所、
ブルーモスクで私服に着替える姿
が防犯カメラに映っていたとして
います。
また、
エルドアン大統領はこんな発言も。
＞＞合計１５人のチームが、
午前９時５０分から１１時の間に
総領事館に集合し、
まず防犯カメラのハードディスク
を取り外した。
＞＞捜査情報を握るトルコに、
サウジ側が追い込まれる形になっている今回の事件。
最大の焦点となっているムハンマ