さあ、
号泣した実習生、その手がかりは。
＞＞すごいね、
目鼻立ちがはっきりしてる、美人

さんな感じで。
＞＞美人さんの。
＞＞関西福祉大学の学生さんだっ
た。
看護科です。
＞＞看護科？はいはい、


大学は分かると。お名前、全く分からないんですか
？
＞＞うんとね、下の名前があやか
さんか、あすかさんだったってい
うのは、うろ覚えだったんですけ
ど。
＞＞あやかさんか、あすかさん。
＞＞愛媛がご実家って言うたよう
な。
＞＞実家が愛媛。
＞＞もうとにかく地元に帰っての就職になると思いますみたいな。
＞＞じゃあ、愛媛だ。
美人で愛媛出身のあすかさんかあ
やかさん。
お産について学ぶため、
そのときだけ実習に来ていたよう
です。
にしても、
どうしてそうまでして会いたいのでしょうか。
＞＞実はこの子が第１子みたいで
すけど、このこの前に、
第１子はいたんですね。
妊娠４か月のときに、ちょっと亡
くしてまして。
＞＞そうですか。
＞＞それもあって、
この子の出産っていうのが、すごく思い入れが強かったんですね。
＞＞つらい思いを乗り越えて。
それは。
＞＞子どもを授かったら、

元気に産まれてくるものだって思ってたけども、
やっぱりそれは奇跡なんだなって
いうふうに気付いたんですね、自
分がね。
＞＞流産して初めて、
命の尊さを実感したという由希子
さん。
さらに。
＞＞第１子の子どもの命日になった日が、
この子の出産予定日っていうのが、
その日、
その日にちが命日が出産予定日だ
ったんです。
＞＞何、その。
＞＞本当に６日の晩かな？
陣痛が続いて、産まれてきたって
いう。
しかもｔｅｎ．が始まる４時４７
分？
すごくないですか？
＞＞まさに奇跡の連続の中、
命を授かった佑磨君。
だからこそ、
その瞬間を分かち合った実習生に
会いたい思いが強いのです。
さあ、どう捜すかですが。
＞＞主治医の先生が東田先生っていう方だったんですけど。
＞＞東田先生？
＞＞関西福祉大学のたぶん客員教授とかそういう、
授業を看護科でされてて。

＞＞現在、
唯一頼れそうなのが、ずっと主治
医だったという東田先生。
何か手がかりがないか、電話で聞
いてみます。
＞＞もしもし。
＞＞もしもし、
ｔｅｎ．という番組のリポーター
をしております、浅越ゴエと申し
ます。
はじめまして。
＞＞あっ、はい。
＞＞この方の出産に携わったというのを覚えてるかどうかで大きく
変わるんですけども。
川西由希子さん。
＞＞ああ、覚えてます。
＞＞覚えてる？
立ち会ってた実習生の方を捜して
いるんですが。
＞＞あー！
＞＞何か思い出しました？＞＞横におったなあ。
＞＞実習生の方の存在を思い出し
ました？
＞＞いた、いた、１人。
助産師じゃなくて、学生さんですね。
＞＞そうなんです。
その方を捜して。＞＞えー！
＞＞あすかさんか、あやかさん。
＞＞下ですか？
＞＞下の名前があすかさんかあや