ましょうというようなことを合意
したんですけれども、その後、関
係が冷えきってしまったというこ
とで、いろんなことが滞っている
という状況なんですよね。
その象徴の一つがこちらの東シナ
海のガス田、
ここに豊富なガスが埋まっている
といわれていますけれども、先ほ
どの安倍総理の1回目の訪中のあ
とに、
共同開発しましょうということで
合意したにもかかわらず、尖閣諸
島の問題であるとか、
あるいは中国が合意に反して勝手に開発したじゃないかということ
で、やはり関係が冷え切っている
中で、滞ってしまって、今回、も
う一度、どこまでこれ、踏み込ん
で、
一から始められるかということに
なります。
>>菅野さん、このあたり、焦点
にもなると思うんですけれども。
>>私が思っているのは、ODA
終了しましたよね。
それってどういう意味があるのか
なと思って。
日本の中での反中意識も満足させ
るためなのかなっていう感じもし
たんですけど、そのあたりはいか
がなんですかね。
>>逆にまだやってたんだという
ところもありますよね。
>>ちょっとびっくりしたところ
もあって、
今さら何をしてたのかなというと
ころがあるんですけれども。
>>逆にこれに関しては、中国側
もあまり反発がないような様子で
すので。
>>日本が中国を大国として認め
たという感じなのかなっていう気
がするんですよね。
そういう意味では、中国に歩み寄
っているのかなと思ったんですけ
れども。
>>今回、そういうことを言って
も、受け入れられるというか、や
はりかなりいい雰囲気で双方会っ
てるなという感じがします。
やっぱりこの雰囲気に至るには一つ、影の立て役者がいると思いま
す。
それがこのトランプ大統領ですよ
ね。
今、
日中とアメリカも含めた関係、
どうなってるかということですけれども、ご承知のとおり、
中国とアメリカ、
今、貿易戦争と言ってもいいような、お互い、
関税をかけ合って、
泥沼な状態になっている中で、習近平国家主席、
安倍総理と、
中国と日本が手を結んで、歩み寄ってきたということになると思い
ますけれども、ただ、これを当然、
トランプ大統領としてはおもしろく思っていないということですの
で、今回、安倍総理の訪中、
いい雰囲気で、
いい感じですけれども、帰ったと
ころで、
トランプ大統領のリアクションは
怖い。
専門家の方に話を聞くと、今回の
訪中は、
行きはよいよい、
帰りは…だというようなことをおっしゃってました。
>>若一さん、
日本は難しい対応を迫られますよね。
>>ですけど、アメリカとの貿易
戦争といいますか、
覇権戦争を巡って、
中国が日本との関係改善に今、乗り出そうとしている。
この時期をやはり、日本は捉えて、
ある種、
弱気な友好関係じゃなくて、
対等な友好関係ということで、この際はっきりとね、
中国を巡る人権問題にやっぱり言
及していくべきだと思います。
一部ではウイグルにおける回教徒
100万人を弾圧というようなこ
とで、ひょっとしたら、安倍氏は
触れられるかもしれないと、感想
がありましたけれどもね、
そのへんのこともはっきりと言って、
やっぱりおかしいことはおかしい
と言えるような、前提でもって友
好関係を築くべきじゃないかと。
あまり経済ばかりで、妥協を繰り
返すというのも、
言い訳すぎるような気がしますね。>>本当にまさに風向きが変わっ
てきていると思いますので、ここ