2018/10/27(土) 15:30〜16:14 地球ドラマチック・選「クレオパトラの墓を見つけ出せ!」[二][字]


その穀物を北にも南にも運んではならない。→
全て都に持ち帰る事。→
この命に背いた者は誰であれ死罪に処す」。
ハリウッド映画のイメージとは

かけ離れています。
(トンプソン)国が抱えている
問題に向き合い→
有効な対策を施そうとする
本物の政治家です。
(トンプソン)男を誘惑する


魔性の女ではなく→
国のために働く女王の姿です。
タップオシリス・マグナの発掘調査のためマルティネスはエジプト当局に→
許可を
申請しなくてはなりませんでした。
自らの説を立証するため→
マルティネスに与えられた発掘期間は僅か2か月でした。
発掘調査が始まって8週間。
期限が迫ってきても→
めぼしいものは
何も見つかりませんでした。
作業に当たっている人は
皆 がっかりしていました。
陶器のかけらさえ
見つからなかったんです。
発掘の最終日
マルティネスは最後の望みを懸けて→
敷地全体に
メンバーを散らばらせました。
そして 北門の近くで
不思議な くぼみを発見しました。
発掘してみると
突然 小さな穴が現れました。
更に 砂を払うと→
それが縦穴である事が分かりました。
マルティネスは地下深くまで続く
秘密の縦穴を発見したのです。
古代に降りていくような穴でした。
はしごは使っていなかったようです。
部屋の形も詳しく調べました。

独特な形でしたから。
縦穴は5メートル下にある→
2つの秘密の部屋につながっていました。
一体 何のために造られた
部屋なのでしょうか。
色のついている
跡が見えるでしょう。
絵が描かれていたんです。
驚くべき成果でした。
これまで専門家たちが
見つけられなかった→
地下の部屋を発見したのです。
2つの部屋は宗教的な儀式に使われていた可能性があります。
いずれにせよ
この発見は発掘期間の延長を→
可能にするだけの
説得力を持っていました。
人生で一番 幸福な日でした。
この縦穴のおかげで研究が続けられたんです。
マルティネスはタップオシリス・マグナが→
研究する価値のある遺跡だと証明しました。
しかし ここに
クレオパトラの墓があるかどうかは→
まだ分かりません。
クレオパトラの最後の日々。
そして
死は多くの謎に包まれています。
クレオパトラが
死んだ時の状況は→
記録に残されていません。

ローマ軍との戦いに敗れた後→
反乱軍の将軍で
クレオパトラの夫 マルクス・アントニウスは自殺。
クレオパトラも
その後を追ったとされています。
古くからの言い伝えでは→
毒蛇に自らの乳房をかませて自殺したとされています。
そのあと どうなったかは謎です。
(ノーントン)クレオパトラの遺体がどうなったか分からないし→
死の状況も あやふやで
矛盾が多い。
埋葬された場所が明確に分かる
情報は残っていません。
(ノーントン)もし マルティネスが
クレオパトラの墓を発見したら→
かつてカーターがツタンカーメンの墓を
発見したのに→
匹敵する偉業です。
2シーズン目の調査で→
マルティネスは 前回の発掘で見つかった
建物の跡に目を向けました。
死後の世界を つかさどる神→
オシリスを祭った神殿だと考えられるものです。
しかし 誰が それを建てたのかは
分かりませんでした。
建物自体は
ほとんど残っていませんが→
調べていくうちに
大きな手がかりが発見されました。
数枚の壊れかけた石板です。