室町時代の有名人て、
足利しか知らん。
足利の誰か。
◆足利義満でございます。
義満がここを別格にした。
◆そうなんです。
なかなかわがままな将軍で。
足利義満が建てた、自分のお寺。
相国寺を
何とか1位にしたいと言ったんで
すけど、当時京都五山の1位は
南禅寺なんですね。
自分とこ何とか1位にしたいとい
うことで、南禅寺を別格扱いして、まんまと相国寺を1位にした。
◆それで1個ずつみんな上がるんじゃなくて、
1位には相国寺をどんと入れたん
ですね。
◆そうなんです。
◆それぐらいすばらしいお寺です
けど。
◆違うもんだというふうに…。
◆南禅寺は別物という。
◆境内を進むと
一行を出迎えるのが、
南禅寺のシンボルとなっている
巨大な三門です。
◆立派な門ですね、本当に。
◆京都でも屈指の大きさの
三門ですね。
◆すごいね。
◆上も登れるんですね。◆はい。
◆知恩院三門・東本願寺御影堂門
(ごえいどうもん)とともに、
京都三大門の一つに数えられる南
禅寺の三門。
今からおよそ400年前に建立さ
れました。
ここで宇治原へ
ツウうんちくの1問目を出題!
◆はあ~。
実在する人やったんですね。
◆何それ?
そういう感じなんや。
◆足利義満。
◆とかじゃないということやろ。
◆僕の中ではね。
この名前がついたあれもあったりしますよね。
◆そうですね。
あっちは、結構イメージ…。
◆だから、ごめんなさい、実在す
るというのは、
まあ…。
◆三門にのぼると京都の町並みが…。
◆名言を言ったら答えがわかる。
◆この名言は、宇治原さん知ってる名言やと思う。
あっちのほうのイメージの人が
多いかもしれない。
◆そうですね。
◆いい表現してます?
◆いい表現ですね。
◆あっちの人のイメージ。
◆菅さんが言ってる「あっち」と
いうのは、外国とか…。
◆ぐう!
今のヒントちゃうやろ。◆ヒントですよ。
◆今のが!
◆ぐう!
◆何、今の。
最後が全然わからへん。◆すごい大ヒントですね。
◆完全に見えましたね。
◆視聴者の皆さんにだけ
さらに大ヒント!
当時、大盗賊として都中にその名を広めていたんです。
菅の大ヒントにもピンときていな
い
宇治原の答えは…。
◆一休さん。
◆なるほど。
◆石川五右衛門でございます。
◆ああ、そういうことかあ。
◆石川五右衛門が
この三門の上で
「絶景かな、絶景かな」と。
◆あれが、ここの?
◆そうなんです。
◆実際には、五右衛門が
生きてたときは三門はなかったので。
◆つくり話やったんですか。
◆作り話なんです。
◆天下を狙う大盗賊・石川五右衛
門を題材とした
歌舞伎の演目
「楼門五三桐(さんもんごさんの
きり)」。
その中で、キセルを吹かしながら
南禅寺の三門から
「絶景かな、絶景かな…」と言う
有名な台詞まわしの場面が描かれ
ています。
しかし、実際に三門が建てられた