読レビ

朝、目が覚めると、
誰が、何のためにかわからないけ
ど、
いかだの上に乗って流されてた。
◆何のために？
不思議。
◆不思議でしょう？
◆すごい不思議！
◆こわぁ～！
◆ざーって流されてるんですよ。
何のためにかわからない。
◆理由はわからない。

◆誰がかもわからない。
不思議な体験。
◆それがきっかけですか？
◆これはどうやら工場で羽田、
働かなあかん。
◆これはもう。
◆いかだこいで叫びましたか。
違います。
菅さん、いかがですか。
◆不思議な体験。
夢にお母さんが出てきて、
工場で働きなさい。
働かなかったら…、
稲田みたいになるよ。
◆怖い！
◆笑っておくしかないわ。
◆これはどうやら笑うしかない。
◆と言われた。


◆違います。
◆稲田君がおるという前提のもと
でしゃべってるから、絶対違う。
◆河井さん、いかがですか。
◆滋賀県ですから、
琵琶湖ですよね。
琵琶湖のほとりで
稲田にそっくりな
かっぱに出会った。
◆これはどうやら工場で働かない
かん。
◆笑うしかないわ。
◆みんな同じ会社やからって、
稲田君を
フィーチャーし過ぎちゃうか？
◆同じ会社じゃなくても、
いじりたくなるでしょう。
◆そうやけど。
稲田禁止やで。
◆どうですか。
◆お母様が夢に出てこられて、
生前はそんなことなかったのに、
頑張りや、あなた、
わしも頑張るからなって、
一人称が「わし（和紙）」になってたんで
すね。
あっ、なるほど、和紙…。
◆うまいこと言うな。
◆その後ろに僕が立ってた。
◆怖い！

◆何で？
◆稲田禁止！
◆自分で使い始めた。
◆モモコさん、いかがですか。
◆不思議な体験やから、普通に働
こうと思ったら、どこをあけても、糸が、
何か糸が、あると。
不思議、
糸があると思ってぱっと鏡見たら、稲田になってる。
◆稲田禁止！
◆おまえが悪いねん！
稲田が！
◆僕？
僕は悪くないですよ。
皆さんのせいでしょう？
◆おまえ、もう帰れ！
◆何で僕だけ帰るんですか！？
◆宇治原さん、時間がないんです
けれども、お願いします。
◆時間ないの？
工場に稲田がおった…。◆違います。
正解見ましょう。
正解のＶＴＲ、どうぞ。
◆病気をしまして、
２３のときに
１回死にかけて。
◆社長が？◆臨死体験をして。
◆幽体離脱みたいな。
◆そう！
あんな体験をして…。

◆本当ですか。
本当に？
◆本当に。
◆それから価値観が
いろいろ変わりまして、ほんで何
か、おうちの仕事を、身内の仕事
を手伝ったほうがいいかなという
ことで。
◆幽体離脱したときというのは…。
◆天井まで、ふわ～っと舞い上が