藤林徳扇についてっていうのが、
藤林徳扇じゃない人が書いてます
ね、これね。
山田聡子のギャラリー凛。
出た、あっ、お写真も付いて、う
わー、すごそうな方、
オーラがありますね。
十二代藤林徳扇先生との出会い。
すごい詳しく書いてありますよ。
藤林徳扇先生とつながりがありそ
うなので、
とりあえずお電話してみます。
>>ギャラリー凛の山田です。>>もしもし。
山田聡子さんでしょうか?
>>はい、
ギャラリー凛の山田でございます。
>>私、
大阪の読売テレビのten.とい
う番組のリポーターをしておりま
す、
浅越ゴエと申します。
十二代藤林徳扇先生の作品で、今、
調べているんですけれども。
山田さん、
お詳しいんですよね?
>>はい、取り扱いをさせて、
おつきあいをさせていただいております。
>>今、
ちょっと作品が、価値といいますかね、
そういったものを今調べてるんで
すけれども、
何かお知恵をお借りしたいんです
が。
>>そういたしましたらば、
特別にご紹介させていただきますので。
京都の大徳寺のほうに、近くに、
徳扇美術さんがありまして、そちら工房なんですけれども、私、
名古屋でございますので、ちょっ
とご紹介ということで。
>>本当、助かります。
ありがとうございます。どうもすみません。
>>よろしくお願いします。
>>いや、もう、
顔がもう、
ほころびきってますねぇ。ということで、
京都にあるという徳扇先生の工房
を訪ねてみることに。
なんでしょう、
なんかお宅のような。
すみません、お邪魔します。
どうもすみません。>>遠い所まで。
>>お話来てますか?
こちらに。
>>名古屋のギャラリーさんから。
>>そうです、そうです。
いいですか?上がっても。
>>どうぞ、どうぞ。
>>お邪魔します。
なんかすごい所に来たぞ、これ。>>着物の制作中です。
>>制作中。
>>ここが徳扇先生の原点みたいな所で。
>>原点?
徳扇先生の原点ですって。>>あー、そうなんですか。
>>ここは藤林徳扇先生がデザイ
ンした着物の制作現場。
一つ一つ手作りで現在も職人さん
の手によって作品が制作されてい
るんです。
>>藤林徳扇先生というおっしゃる方が、
西陣のはた屋さんね、
帯を織るはた屋さんの子孫というか、十二代目なんですけれども、
ずっとはたを織っておられたんで
すけれどもね、そこにちょっと。
>>触ってもいいんですか?
>>どうぞ、どうぞ。
こういう織物を織っておられる家
系なんですよ。
ほんで、
宝石を使う織物に変わっていかれましてね、例えばダイヤモンド。
>>えー!
>>すごい!
>>織り込んで。
>>十二代藤林徳扇先生は、生地に宝石を織り込むという独自の方
法を考案。
その美しさは多くの人を魅了しているのです。
>>これはエメラルドを中心に。
宝石を織り込んだ帯なんです。
>>織り込んでる!
>>この帯をご覧になって、昔、
歌手の森昌子さんが結婚されると
きに、先生に依頼されて、
これで内掛けを作ってほしいとお
っしゃったんです。
>>うわー!そうなんです、
森昌子さんも愛用する徳扇先生の着物。
そして、結婚式で着用された内掛
けは。
>>週刊誌見してもらうと、1億
円という値段が出てましたけどね。
>>ありえますなぁ。