順調に伸ばし続けている＞
＜今夜は
創業２００年を超える老舗和菓子店。
客も従業員もハッピーにする
幸せ経営の極意に迫る＞
スタジオには 船橋屋の看板商品[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
くず餅を持ってきていただきました。
それでは 早速
いただきましょうか。
う～ん たっぷりの黒蜜が…。
いただきます。どうぞ よく絡めていただいて。
蜜と きな粉をですね。
僕 実は初めてなんです。そうですか。
プルンプルンですね。
ただ プルンプルンっていうだけじゃないですね。
表現できない 作家のくせに。
まあ でも 手間ひまかけてるなって ビックリしちゃいましたね。
どうしよう 止まんなく…。
私も…。
どう言えばいいんだろう
この食感…。
それは作家さんなんですから
頑張ってください。
噛んだあとに
口にパッと逃げるっていうのが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
おいしいくず餅なんですね。
逃げる… 口に逃げる。
口の中で パッと 切れた瞬間
パッと逃げる感じですかね。
そういう表現を…。
それ かわいいですね。 パッて。
＜ こちらが 関西のくず餅。
原料は 秋の七草のひとつ葛の根からとった[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
葛粉を使っている。
つるりとした食感で見た目も涼やか。
こちらも おいしそう＞
ＶＴＲでは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
なんて かわいらしいエピソード…。
そういうエピソードもあります。
でも… どうなの？ どう思う？
３倍くらいの値段とってもよさそうだなとか…。
まあ
消費期限が２日っていうのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
保存料を入れれば[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
たぶん売り上げは伸びると思うんですけど。
それが商売なのかって なんか…。
そういうことにこだわっております。
美徳とか はかなさとか。
まさに そうだと思います。
まさに
おっしゃるとおりだと思います。
＜東京スカイツリーの夜景が美しい
隅田川のほとり。
この日
渡辺とともに集まったのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
東京で１００年以上続く老舗の
当主や跡継ぎたち＞
＜老舗といえども
生き残りが厳しい時代だという＞
僕ね この頃[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
＜ そんな渡辺だが かつては[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
従業員からそっぽを向かれ
苦悩したことがあった。
船橋屋の創業は
江戸時代後期の１８０５年。
千葉県 船橋生まれの初代が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
亀戸天神の門前で久寿餅を売り出したのが始まり。
こちらは
明治初頭の江戸の名物番付。
船橋屋の久寿餅は
堂々 菓子部門の横綱に。
そんな老舗の和菓子屋に
１９６４年 渡辺は生まれた。
当然 幼い頃から
くず餅は大好きだったが…＞
＜１９８６年 大学を卒業した渡辺は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
大手都市銀行へ。
その直後 世は バブルの時代に突入。
株価も連日 上がり続けた。
渡辺は 巨額の金を運用する
トレーダーとして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
マネー戦争の最前線で活躍。 だが…。
バブル崩壊で景気は一気に冷え込み[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
その影響は 船橋屋にも及んだ。
渡辺は 社長だった父を支えようと銀行を辞め[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
１９９３年 船橋屋に
専務として入社した。
ところが…＞
＜船橋屋に入った渡辺が目の当たりにしたもの それは…。
仕入れ業者との馴れ合いの関係＞
＜社員に コスト意識がなく仕入れ値は 業者の言いなり。
更に 工場の休憩室では…＞
おい！
＜昔かたぎの職人が幅を利かせ
勤務時間中でも 酒盛り。
エリート然とした渡辺と職人たち…。
そりが合わなかった。
当時を知る
現在の工場長 天野は…＞
僕らの先輩なんかは…。