＜ そんな 昔ながらの体質を変えようと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
渡辺は 改革に乗り出した＞
＜ まず 古いつきあいの業者をほとんど入れ替え[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
コストを一から見直し。
更に メインバンクまで変えた＞
＜次に行ったのは 社内のシステム化。
それまでの くず餅作りは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
職人の感覚に頼る部分が多かった。
渡辺は それをやめ温度や濃度など[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
製造のあらゆる条件を数値化し
ばらつきをなくした＞
＜元銀行マンだから
売り上げにも こだわる＞
ここの数字
どうなってるんですか？
前より落ちてますよね？
＜船橋屋のためを思い改革を 強引に推し進める 渡辺。
その結果 狙いどおり
船橋屋は 増収増益に…＞
＜ しかし 渡辺は
あることに気づく それは…＞
＜ あるとき 女性社員２人を呼び
こんなことを尋ねた＞
縦軸が… やる気。
横軸が…給料だとすると…。
＜ すると…＞
ここです。
＜ これが
船橋屋の運命を変えた＞
♪♪～
＜火を使わないたばこ＞
＜煙が出ないたばこ＞
＜においがつかないたばこ＞
＜私たちの研究から新しいたばこが生まれ→
吸う人と吸わない人の→
新しい関係が生まれていきます＞
＜老舗和菓子店の船橋屋。
改革を進めていた 専務の渡辺は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
社員に覇気がなくなっていると感じた＞
＜ そこで ２人の女性社員に
こう 尋ねた＞
＜ すると…＞
ここです。
＜ それは 会社としては[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
最低ランクの評価だった＞
＜当時 渡辺の質問に答えたのが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
現在 執行役員を務める 佐藤＞
お世話になりました。
お世話になりました。
＜渡辺の改革についていけず[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
社員が 一人 また一人と会社を去っていった＞
＜ これを機に 渡辺は変わった。
数字ではなく人を見るようになったのだ＞
大丈夫ですか？
＜従業員に寄り添うことで信頼を得た 渡辺。
２００８年
船橋屋 ８代目の当主として[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
社長に就任。
以来 社員の自主性を大事にするようになった＞
＜軽井沢の合宿所に
集まっていたのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
組織活性化プロジェクトのメンバーたち。
船橋屋を元気な会社にしようという[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
２０代の若手社員を中心に
構成されている。
彼らが取り組むテーマは…。
３年後の船橋屋の姿。
メンバーそれぞれが ３年後に
達成したいことを書き込み[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
実現に向け
全員で共有していくのだ＞
ニューヨーク支店。
＜採用された案は 実際に担当させてもらえるという。
だから 熱も入る。
たとえば 入社まもない女性社員が考案したスイーツが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
メニューに採用されたり…。
売り上げの大きな柱となっているネット通販も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
若い社員の提案から始まった＞
＜人材の育成に力を入れている渡辺には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
今 企業からの講演依頼が
殺到している＞
＜多くの経営者から
注目されているのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あることがきっかけだった＞
＜今や 船橋屋はわずか５人の採用枠に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
１万７，０００人もの就活学生が
エントリーする[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
人気企業に生まれ変わったのだ。
過去の失敗を糧にした社員と寄り添う経営。
これが 渡辺の老舗改革だ＞
これは 資料に書いてあったんですが…。
僕が印象に残ったのが…。
あの… いちばん思い出深い言葉はですね[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あるギャラリーの方に
言われたんですが…。
それは何かというと…。
なんか 今 ゾクッとする言葉だなと思いました。
それを今も大切にしています。
まぁ そういった経緯があってですね…。
そうなんです。