項。
コラボ相手とはいえ、情報は簡単
にもらえないことがほとんど。
渡邉さんたちは、
商品のパッケージに書かれている原材料名など、僅かなヒントを頼
りに、
試作と試食を繰り返し、半年以上かけて、
なんとか、
製造元の日本ケロッグが納得する味に仕上げたそうです。
大変ですなあ。


そこまでして、
この商品を開発したのには、
エースコックの戦略が。
＞＞プリングルズが、
非常に若者に人気のスナック菓子ということもありましたので、わ
れわれ、
スーパーカップも非常に若者に人気のブランドではありますので、
そういうものをかけ合わせるとお
もしろいものができるんじゃない
か。
＞＞ほかの新商品も、
人気の中華調味料とのコラボなど、

若い世代が思わず手を伸ばすよう
な、
インパクトのある組み合わせを狙っているのでございます。
＞＞他社がやっていないようなと
ころに目をつけてるっていう。
＞＞他社には新商品もすごく多い
ので、その中で日々、戦ってます
ので、お客さんがやっぱり、おー、
これやっぱりおもしろいなとか、
ほかではやってないなというもの
がやっぱり、強いので、そこは日
々意識して作ってます。
＞＞開発への情熱と自由な発想。
インスタントラーメンの進化は止
まらず。
続いては業界３位のサンヨー食品。
皆さん、
あまり聞き覚えがないかもしれま

せんが、
この看板商品は知らない人はいな
いはず。
サッポロ一番。
＞＞弊社の強みは、
サッポロ一番というロングセラー
のブランドを持っていることです。
＞＞サッポロ一番シリーズは、発
売以来、ロングセラーで、
袋麺部門では、
国内ナンバー１に輝いております。
サンヨー食品の強みは、
この定番商品。
その人気をさらに高めることに力
を注いでいるんです。
それがこちら。
今、
はやりのクッキング動画サイト。
このサイトと手を組み、
サッポロ一番を使った数々のアレ
ンジレシピを紹介しております。
例えば、
野菜を炒めて中華あんを作ります。
ここで出てくるのが、
サッポロ一番の粉末スープ。
味付けはこれだけです。
麺はといいますと、
卵とからめて、
表面をかりっかりに焼き上げます。
これで本格的なかた焼きそばの出

来上がり。
手軽に食べられるインスタントラ
ーメンがあえて一手間を加えるこ
とで、新しいおいしさに。
サンヨー食品は自社のホームページにも、数百種類ものアレンジレ
シピを掲載。
定番商品に新たな楽しみ方を提案し、
消費者を飽きさせないのがねらい
です。
各社が工夫を凝らす商品展開。
それは、
王者の日清も例外ではございませ
ん。
＞＞今までのカップヌードルじゃ
ないみたいなところを。
＞＞おしゃれっていう声を聞くの
で。
＞＞意外といけてるなっていう。
＞＞ＳＮＳで上げてらっしゃる方、
結構見るので。
＞＞この秋、日清が勝負をかけた
のは、カップラーメンの常識を覆
す新商品。
＞＞カップも全然違って、
おしゃれな感じですし。＞＞若い女性の視線を集めている
のは、
阪急百貨店限定で先月から発売されているモモフクヌードルでござ
います。
スープは、化学調味料を一切使わ
ず、