第１弾として取り組んだのは
ブラインドサッカー。
視覚に障害がある人のスポーツです。
この競技では、アイマスクで
完全に目隠しした状態で
プレーします。

障害の程度にかかわらず同じ状態でプレーするためです。
ブラインドサッカーでは転がると
音が出るボールを使います。
ゴールキーパーと
選手に状況を伝えるコーラーは
目が見える人が務めます。
選手たちに、向かうべき方向を知らせるのです。
選手たちは、音と声を頼りに
全力疾走。そして、パス。
激しいプレーを繰り広げます。
アニメのストーリーを作るのはサッカーといえば、この漫画
「キャプテン翼」の作者です。
高橋陽一さんは、以前からブラインドサッカーの大ファン。
この競技の魅力は
プレーの一つ一つに
仲間どうしの強い信頼を
感じることだといいます。
今回、高橋さんが注目したのは
「浮き球パス」。
ボールは
宙に浮くと音がしないため
どこにあるか分からなくなります。
それでもボールの落ちるところに
必ず仲間が向かってくれると


信じて、蹴る。
信頼があればこそのプレーだと
高橋さんは考えたのです。
そして、去年１１月
５分間のアニメが完成しました。
ショウゴ≫俺たちのサッカー
見せてやろうぜ。
ユウキ≫おう。
（笛の音）
アニメの主人公は
幼なじみのショウゴとユウキです。
チームメイトと共に
世界最強とされる
ブラジルチームに挑みます。
テクニックで勝るブラジルチーム。
ショウゴたちは、練習で培った
信頼を武器に、立ち向かいます。
≫よし、みんな、カウンターだ。
≫マイボール。
ボールはゴールキーパーがキープ。
カウンターのチャンスよ！
≫おう！
ショウゴの心の声≫圧倒的な個人スキルのブラジルに対して
俺たちは磨き抜かれた
パスサッカーで対抗するんだ。
≫おい、ショウゴ！
ユウキの心の声≫ショウゴにパスが通った。
ショウゴの心の声≫
行くぞユウキ。
これが俺たちの必殺技だ！

≫音が。≫ボールはどこだ。
ユウキの心の声≫空中のボール
音は聞こえなくとも。
≫ボールは俺たちのゴール前だ！
≫あっ！
ユウキの心の声≫ショウゴからの
パスは必ず
俺の体のどこかに当たる。
ボールは、ここだ！
トルネードタイガー！
（歓声）
ショウゴ≫やったな、ユウキ。
ユウキ≫ナイスパス、ショウゴ。
パラスポーツの魅力を
１人でも多くの人に
知ってもらおうと始めた
「アニ×パラ」。
子どもたちは
どう受け止めるのでしょうか？
2018/11/04(日) 11:20〜11:54
ＮＨＫ総合１・大阪
どーも、ＮＨＫ[字]

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番組内容
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出演者
【司会】今泉マヤ，中條誠子


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