なんですよ。
◆マジで！？
◆この年で。
◆お幾つですか。
◆今、４９。
◆奥さん、こんにちは。
◆こんにちは。
◆えっ、奥さん…。

◆えっ、１歳？
◆半年です。
◆かわいいわ。
奥さんはお幾つでいらっしゃいま
すの？
◆４４です。
◆若う見えるなあ。
ほんなら、ご主人が黒服だったこ
とは知らんかったでしょ？
◆何にも、この状態しか知らない。◆黒服のときの写真。
◆どひゃー！
ちょっとこれ、これはすごいわ！


これはすごい。◆別人ですよ。
別人や。
何や、これ…。
ほんでまた腕けがしてんねん。
格好ええ！
これ、何で腕、けがしたん？
けんかのやり過ぎ？◆Ｊリーグ始まったときに、
サッカーをみんなでやってたんで
すけど、
ボールが当たって…。
◆はあ…。
これは黒服ちゃいますやん。
◆これ、ウエーターのときですね。
◆まだ出世してないとき。
◆はい、そうです。
◆奥さんはあれでしょう、
こういう清純なんが好きなんやろ。
◆好きです。
◆正統派がね。
ところが…。
◆これ、後から知ったこと。
嫌いです。
◆ねえ？
こんなちゃらちゃらしたね。
この男ブイブイ言わしてたな。
これはすごいわ～。
◆いやいや。
◆今からおよそ３０年前、
日本がバブルに真っただ中の時代
当時全国で５０店舗あった

マハラジャで
ティッシュ配りから始め
黒服にまで上り詰めた岩田さん。
しかし、そのキャリアを捨て、
家業のテント屋さんを継いだのです。
◆ここを継ごうと決めたわけです
か、
ご自分で？
◆はい。
◆もう、ある程度、年齢やし、
テントとマハラジャやったら、
えらい違いですやんか。
◆そうですね。
◆そうでしょ？
服が違うやん。
タキシードというか、黒服やん。
それと、この服、全然違うやん。
◆作業服ね。
◆よう、なろうと思ったね？◆水商売、
「水商売」って言われる仕事じゃ
ないですか。
やっぱり結婚とかもしたかったし。◆うわっ！
これ見て。
◆もっとすごいの上にあるんで。
◆何やの！？
もっと？
ちょっと…。
どういうこと？
◆ここで問題！
◆ということで、

バブルのときですね、
あれ。
一世を風靡しまして、
女性も本当にバブルのときは
あないなるんですかというぐらいで、
ちょっとテレビでは放送できない
ぐらいの衣装を…。
お衣装じゃない場合もあるぐらい。
◆下着みたいな…。◆下着もないぐらいで
踊ってはる写真もあったんですよ。一般の方ですからね。
それだけ
みんな沸き上がってたというか。
◆セクシーですよね。◆見てくださいよ、これ。
女性をだっこしてね。
抱っこしてるわあ～、ほんま。
抱っこしたいわあ～。
◆心の声できてます。
◆心の声が出てしまいました。
すいません。
そういうことで、マハラジャにお