2018/11/06(火) 16:47〜17:53 ten.【いよいよ中間選挙…中谷が見たアメリカの今】[字]
らった。
>>障害を抱えたうえでの避難所
での暮らしを不安に感じ、
逃げるのをためらってしまったと
いう岩崎さん。
>>車いすで向こうに行くわけに
もいかないし、トイレであるとか、
そういったところ、
私みたいなのが行ってもかえって迷惑になるんじゃないか、邪魔に
なるんじゃないかというような、
人っていうのは、なかなか行けな
い。
>>真備町では亡くなった人の9
割が高齢者や障害者など、地力で
の避難が困難な災害弱者ともいわ
れる人々でした。
その災害弱者を確実に避難させるために必要なのが。
東日本大震災をきっかけに、
国は災害対策基本法を改正。
避難に支援が必要な人の名簿の作
成が自治体に義務づけられました。
名簿は自治会などに提供され、
一人一人について、
誰をどう避難させるかといった、
個別計画を作るのが目標とされて
います。
しかし、
倉敷市では支援する地域住民らの
負担が大きいなどとして、
積極的に個別計画を作ってこなか
ったといいます。
>>名簿から台帳は作ってお配り
してるんですが、その先の、
避難に関する個別の計画というも
のは、正直申しまして、
できていなかったように思います。
支援をする方も、自分も安全に避難しないといけませんですから。
>>一方、
個別計画の策定を積極的に進めている自治体があります。
>>これが有馬川ですわ。
>>兵庫県神戸市の北部に位置す
る道場町。
武庫川や有馬川など、複数の河川の流域にあり、
これまで何度も水害の被害に見舞
われてきました。
>>犠牲者の8割が70歳以上と、
地域の支え、
これが重要視されておる。
>>神戸市では、
自治会などに名簿を提供したうえ、
防災士などの専門家を派遣。
地域にいる高齢者や障害者を誰が
どう避難させるのか、
住民による計画作りを後押しして
います。
>>もし行かれへんかったっても、
この人の責任ではないっていうのをちゃんとしとかんと、
大丈夫だよということを言わない
と、
支援者がせっかく手を挙げたのに、
負担までくるんやったら嫌やってなるから。
>>支援者の負担を減らすため、
この地区では1人に対し、複数の住民で支援に当たることを決めま
した。
>>避難する人が、
いかに気安くというか、
できるだけふだん、
おつきあいのある人に行っていた
だくように組んでるんですよ。
>>支援に当たる人は、
日頃の声かけなどを通して、
要支援者の健康状態などを把握す
ることで、いざというときに
速やかに避難させられるといいま
す。
>>足だけ気をつけてよ。
>>足ふらつくからね。
>>そやから、
ひっくり返ったらあかんで。
>>始めます。
電気を確保したいと思うので。
電気を、できるだけたくさんつけ
てください。
>>避難を終えたあと、
さらに高齢者や障害者にとって必要となるのが、福祉避難所の存在
です。
福祉避難所とは、
高齢者など、生活に配慮が必要な
人を対象としたもので、
避難生活が長期化することが予想
される場合に、
福祉施設などに開設される二次的
な避難所です。
神戸市では市の要請を待たず、
発災直後に開設される基幹福祉避難所の指定を進め、
災害弱者のニーズに応えようとし
ています。
>>1・17を経験している神戸
が、そういった要援護の人たちに
対して、支援を差し伸べる機関が