成長しようとする力がおいしいビールになるんです。
続いては?
◆左手にございますのが、
仕込釜です。
仕込みをしている釜でして。
◆ここで一番搾りをつくっている
んですか?
◆もちろんつくっております。
アルコールなどは発生していない
状態です。
◆すごい量ですね。
◆この仕込釜自体は
350ミリ缶で、
およそ33万本。
◆1888年からビールの生産を行ってきたキリンビール。
しかし戦時中、嗜好品であるビー
ルは
配給制となり、一時はほとんどの
工場で
ビールの生産がストップする状況
に。
おなじみのラベルも、
配給用のデザインへと変わったのです。
そして終戦を迎え、
徐々にビール生産が再開されたものの、
資源不足から、わずかな量しか
つくれませんでした。
では、ここで歴史にまつわるツウ
うんちく問題!
◆ああ、
なるほど。
ビールの材料とは
関係ない?◆そうですね。
ただ、
つくり方は似てるかもしれないです。
◆ヒントでございます。
ビールは
生活必需品ではないですよね?
嗜好品ですもんね。だから、
その混乱期ね。
これは要るんじゃないかみたいなもの。
バシッと行くか。
たくさんの人がきょうは見てますから。
◆いつもの何倍の人数がおるねん
という…。
◆ここにありというのを見せまし
ょう。
◆やったろうかしら。
◆では、ここで視聴者の皆さんに特別ヒント!
ビールは発酵させた飲み物ですよ
ね?
その発酵技術を利用して
つくられるものといえば?
果たして宇治原の解答は!?
◆お願いします!
◆塩!
◆めくってください。
◆正解は…。
◆しょうゆでございます。
◆迷ってんなあ。
◆酵母を使うというのも
一緒。
◆どう考えてもしょうゆですよね。
◆はい。
◆ヒントが悪いわ…。
◆ヒントよかったよね。
◆混乱期に必需品やって言ったら、
まずは塩やって。
◆戦争が終わっても、ビールの原料や資材の不足から
生産量は低いまま。
そこで少しでも利益を得ようと遊休設備を利用して
しょう油製造や
倉庫業などを行っていたんです。
続いて、パッケージのラインへ!
◆すごいスピード。
◆これがビールを缶に詰める
缶詰という機械でございまして、
何と、この丸い機械ですが、
国内のメーカーで
最速の
1分間で2000缶詰めることができます。
◆それだけ消費されるということ
ですよね。
◆それでは、ツウなら知っておき
たい
うんちく問題!
◆難しい問題やな。
◆ああ~、なるほど、なるほど。
◆何なん、なるほどって何?◆ああ~、
なるほど!
◆なるほどって何やねん。
◆俺はやったこと、ないな。
◆俺あるかもしれない。
◆いいですねえ。
◆俺あるかもしれんわ。
俺、2年前にやってんねん。
◆やってる?
◆菅さんのおらんところで。
◆やってたか?
◆やったあ、これ当てられる。