クラブチームとしてやっているチームが
今
こいではりますね。
上がってきてはる。
◆ここに桟橋があるんですけど。
◆話を聞けるかな…。
◆どうぞ。
◆行ってもいいですか。
ああ~、こんにちは~。
ボートクラブの方たちですか。
◆そうです。
ここの滋賀県立漕艇場が
年に1回レディース教室という
ボート教室をされるんですね。
そこの卒業生を
一度卒業したときは、
もったいないじゃないのということで、
ずっとボートってやりたいね、
せっかくここに琵琶湖があるのにということでつくってくださった
方が初代の方なんですが、
それから今年で満30年。◆そんなに?
◆クラブはありがたいことに
存続しています。◆この雨の中、
練習してたんですか?
◆もっとこれより強い雨でも
こいでます。
◆ちなみに、リーダーですか。◆リーダーというか、
ここのお世話焼きおばさん。
◆お名前お聞きしてもいいですか。◆青木と申します。
◆青木さん。
◆恥ずかしい…。
◆30代から70代の女性だけが
26人が在籍する
びわこレディースクラブ。
ボート経験が少ないメンバーばかりですが、
3年前には
全国140チームが参加する
アマチュアの全国大会
熟年部門で二連覇も達成しています。
そんなチームを支えているのが、
学生時代ボート部に所属していた
会長の青木さん。
◆今、そこに私たちが乗っていたボートがあるんですが…。
◆あれが乗ってたボートですか。
◆そうなんです。◆ちょっと見に行っても…。
◆どうぞ。
雨も滴る。
◆一緒に入りましょう。
◆みんな、
うらやましい~?
◆こっちから。
危ない、危ない。
これは
1、2、3、4とこぎ手の方が4
人、
こげる。
◆4つありますね。
◆そこに背もたれがついてるとこ
ろで
かじ取りといって、コックス、
船長さんですね。
右に行ったり、左に行ったり、
自由自在に
操るのが
コックスという。
◆皆さんがこいでるところって、
見られたりとか…。
すみません、練習が終わったばっ
かりやのに。
◆これがお尻乗せるシートです。
足はここに入れるんですね。
前に行って、蹴って後ろに行くん
です。
これでぐっとこぐんです。
◆こんなになってるんや、おもし
ろい。
全然、知らんかった!
◆うちはいつも2時間びっちり練
習します。
◆レディースクラブって、もっと
趣味で楽しんでるのかなと思った
ら、すごい本格的に…。
すごい、すごい!
こうやって出ていくんや。
◆今、コックスの人が声をかける
ので。
この声によってオールを動かすと。
今、バウサイドというのは、
左側の方だけが
こいでるんですね。
左だけこぐと
方向転換ができるわけなんです。
◆すごい速いですよ。
◆これは、そろってやってるだけ
でアップ程度です。
◆すごい。
でも、
オールをこぐのって、
しんどくないですか。◆しんどいですね。
◆腕ぱんぱんになりそうな感じが