2018/11/07(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!京都・高雄で歴史散策!神護寺へ】[字]
まだまだ流動的な話になってくるということなんですね。
>>若一さん、いかがですか?
>>確かに山川さん、
説明されたように自由で開かれた
インド太平洋戦略ということで、
経済、
貿易の自由化をそのエリアで進めていこうと、
つまりいいことなんですけれども、
しかし、純粋に考えてね、
経済と貿易の自由が本当に自由で
あるためには、
やはりその言論の自由とか、
思想の自由とか、人権保障上の問題もやっぱり絡んでくるわけです
ね。そのことを放置して、
経済と貿易の自由だけっていうのは、
実は自立しないわけですね。
中国なんかが覇権をもっともっと拡大して、
世界一のGDP諸国になれば、
よけいその問題って、大きな影響力を持つわけですね。
そういう意味では、商売やりなが
らも、
経済的環境は維持しながらも、や
っぱりそこでおかしいことはおか
しいと、
グローバルスタンダードから見て、
おたくはちょっと問題あるのと違
うのかということをはっきり言え
る日本になっていく必要があると
思うんですよ。
>>中国もアメリカも2大大国で
その間に挟まれているのが日本な
んですよね。
>>だから、いや、
自由貿易圏の原則というのは、
やっぱりそこの自由、
それぞれの基本的な人権の自由と
いうのがなければ、
自由貿易圏そのものでもなくなる
わけですからね。
ある種、
統制経済ということでいえば、日本やアメリカよりも、中国のほう
が統制経済、強いわけですから。
また別の強制力を持つわけですね。
だから、それを同じ自由貿易とい
うことでやっていくならば、
やっぱりそこも含めて言いたいこ
とは言うというね、
そのことをいわなさすぎるんです、
日本は、あまりにも。
>>僅かに12年先のこの203
0年の国際情勢、
日本を取り巻く状況というのもま
だはっきりと見えない中で、
今若一さんがおっしゃったように、
はっきりものが言える日本という
ことですけれども、じゃあ今回、
結果を出したトランプ大統領のア
メリカも、
その自由貿易から一歩足を遠のくような保護主義、
あるいはものの言い方も、
非常に分断をあおるような敵意むき出しの発言をするような国にな
っていく方向にある。
それでいうと、西村さん、
どういうふうに対応していったら
いいのかと。
>>どうしたらいいんですかね、
本当にアメリカにも中国にもみんなにいい顔して、やっていけたら
いいんですけど、
基本的に先ほど若一さんが言われたように、仲よくしないとまず、
中国ともアメリカとも、
もちろん韓国とも、
アジア圏の人たちとも仲よくして
いること前提の、この経済の自由
化だと思うんですよ。
国と国とがまだいがみ合ってるよ
り、経済と貿易だけが自由で仲よ
くって、やっぱり難しいと思うん
ですよ。
>>だから、今回アメリカ取材し
てて思ったのが、トランプ大統領
支持していない人も、
景気だけは評価できるっていう話
もしているんです。
だから、アメリカファーストであ
ったりとか、
それぞれがファーストを主張して
いる今は段階なのかなというふう
に思うんですけど。
>>トランプの経済政策、
あるいは全体政策、ひと言で言う
と、
反グローバリズムなんですね、つ
まり、アメリカは30年ぐらい、
グローバリズム追求してきて、そ
の結果、
アメリカ国内でいい思いをしてる
のはごく一部の企業と一部の富裕
層だけであると、
どんどんどんどん中間層が崩壊してきて、
分断が広がってきていると、その