2018/11/07(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!京都・高雄で歴史散策!神護寺へ】[字]
そういうまなざしが正倉院の宝物にもつながってきてるということ
ですよね。
>>自然が生み出した美と、
究極の技が凝縮された正倉院の宝
物。
古代の人々の美に対するこだわり。
そして海を越えた活発な交流を宝物が語っています。
本当に美しい宝物の数々が、奈良
国立博物館で現在、
開催されています第70回正倉院
展で見ることができます。
こちらなんですけども、
来週月曜日の12日まで開催されています。
ぜひ会場で宝物のすばらしさをご
覧ください。
そして、
このあと午後5時20分ごろからの若一調査隊では、
紅葉の名所、
京都の神護寺を大調査しています。こちらのVTRでは、
貴重な国宝の数々をご紹介してお
りますので、ぜひご覧ください。
>>では続いて真相は明らかにな
るんでしょうか。
大阪府堺市で実の弟を練炭自殺を
装って殺害したとされる女が、
父親の殺害についてもきょう起訴
されました。
女が黙秘を続ける中、
立件の大きな手がかりとなったのは、科学鑑定の力でした。
>>弟のみならず父親まで。
大阪府堺市の足立朱美被告がきょう、
父親にインスリンを大量に投与し
殺害したとして起訴されました。
家族の中で、
弟と父親が相次いで不審な死を遂げたこの事件。
朱美被告は、
事件について口を閉ざし続け、さらに目撃者も不在。
直接的な証拠がない中、
警察が逮捕に踏み切る大きな手がかりとなったのは、
科学鑑定の力です。
>>これで一つ、
裁判資料として明確になる答えが
出た。
>>最初に明らかになったのは、
弟、
聖光さんの事件。
朱美被告はことし3月、弟、
聖光さんを実家で睡眠薬で眠らせ、
練炭自殺に見せかけて殺害したと
されています。
当初、自殺と見られていましたが、
聖光さんの体から睡眠薬が検出さ
れます。
朱美被告が医師から処方されてい
た睡眠薬と成分が一致したことで、
捜査が急展開します。
さらに事件後、
近所の住民に配られた朱美被告を
かばう内容の文書や、
聖光さんの遺書そのものが、
朱美被告がねつ造したものだった疑いが浮上。
朱美被告は、
聖光さんへの殺人容疑で逮捕されました。
しかし、この家族の中で、
不審な死を遂げたのは1人だけではありませんでした。
父親の富夫さんです。
糖尿病を患っていた富夫さんは、
ふだんからインスリンを注射して
いたのですが、
ことし1月に2度もインスリンの
大量投与による低血糖で、意識不
明に。
その後、5か月後に死亡しました。
>>投与量を間違えたくらいでは
このような状態にはならない。
>>家族が次々と命を失う異常事
態。
警察は父親の殺害についても朱美
被告の犯行と見て捜査します。
しかし、
朱美被告は事件について黙秘。目撃者もおらず、捜査が難航する
中、容疑を裏付ける大きな手がか
りとなったのは、
科学鑑定の力でした。
>>すごく時間たってると、
何も分からんままで終わるのかと
いうことが問題になりましたです
ね。
>>法医学者の近畿大学、
巽教授。
警察の依頼を受け、
死亡した父親の富夫さんの血液な
どを分析しました。
富夫さんは、
インスリンの大量投与で意識不明になってから、
死亡するまで5か月間入院してい
ました。
血液の分析で5か月前の富夫さん
に一体何が起きたのか、解明しよ
うというのです。