2018/11/08(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝弟子は羽生のライバル競馬好き66歳棋士▽淡路島のんびり物件】
僕の将来の夢です。
平日、園田競馬に出かけるのが。
きょうは?
きょうはどうやったんですか。
◆きょうはね、何か一つ当たった
んですよ、
万馬券が。◆すごい。
何ぼぐらい?
◆1万3000円ぐらいになった。
◆奥様ですか?
◆はい。
◆奥様、腹立ちませんの?
◆逆なんですよ。もともとは、僕が誘われたんです。
◆えっ?
奥様が
園田競馬行ってたんですか。
◆そうそうそう。◆渋過ぎるでしょう、奥さん。
奥様の成績はどうでしょうか。
◆きょうはとんとん。◆きょう行ってたんですか、
奥さん。
2人で?
いつも一緒に園田競馬行くんです
か。
◆ええ。
毎週1回行ってます。
◆僕、誰の家に来たんかわからな
くなりました。
将棋の先生なんですよね。
◆そうそう。
◆競馬新聞を小わきに挟み、
ピースサイン。夫婦で競馬が趣味という森先生は、
去年までプロの棋士として活躍し、
現在は、
未来の名人を目指す
子供たちを教える先生なんです。
◆現役でいうと、
何年ぐらいですか。◆現役は42年ぐらいですね。
◆いいときの収入というか。
◆少ないから言えませんね。
◆やっぱり厳しいんですか。
◆厳しいですね。
◆プロの世界は。
◆やっぱり勝てば何ぼという世界なんで。
◆はあ。
これは?
◆これね、きょう送ってきたんで
すよ。
新刊です。
◆先生、先生、
誰が宣伝していいって言ったんで
すか。
先生、何勝手に。
さすが。先生、ちなみにですけど、
藤井さんとは戦ってないんですか
?
◆全然違います。
◆戦ってない?
◆ないですね。
これ、藤井さんの写真。
これ藤井さん、
活躍、
デビューしたとき、まだ将棋をや
ってないときです。
◆ほんなら…。
◆新四段になったときです。
お祝いがあったんで、頼んで、
すみません、
藤井さん写真撮ってくださいって。◆向こうからしたら、大先生でし
ょう?◆これは子供教室の子が喜びまし
た。
◆喜びますからね。
◆唯一写真がね。
◆証拠?
◆証拠です。
◆もし藤井さんが、ここに来て、
道場破り来たら…。
◆ここで問題。
◆でも、
将棋詳しい方やったら、
ご存じのようです。
めちゃくちゃ有名な先生でやっておられます。
あと競馬も強いという。
◆あれ、ご夫婦で競馬行くって、すごいね。
◆やっぱり勝負師なんでしょうね、多分ね。
◆俺、嫁と時々一緒にパチンコに行くんですけど、
嫁がパチンコ出たらめっちゃ腹立
つ。
腹立つわ!
◆喜んでください、身内なんです
から。
◆財布は一緒ですから。
◆嫁の喜びを自分の喜びにはでき
ないタイプやから。
◆ええ!
◆ようやってきてますね。
◆奥様がそうなんですね。
奥さんは円さんの喜びを
自分の喜びにできるタイプやから。◆なるほど。
それで僕は助かっているんですね。
俺は絶対にあかんねん。