2018/11/12(月) 01:00〜01:30 NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」[解][字]


 ほぼ同じ量のセシウム137が→
1週間にわたり

同じ風向きで放出された場合…>

上岡さん) 東海第二原発がここにありまして→
もし北東の風が
吹いていた時には→
この放射性物質が
こういうふうに広がって来ます。
30km圏だけではなくて
その外側 茨城県ですね。
それから埼玉
 東京神奈川県までですね→
避難の必要がある→
放射性物質のプルームが広がって来ると。
他の所の原発は
途中に山があるんですけれども→
東海第二は関東平野ですから→
おおむね平らそのまま来てしまう。
<この試算によれば


都心に住む人たちも→
避難をすることが
あり得るといいます>
<東京都の小池知事は→
再稼働についてどのように考えるのでしょうか>
…と聞いております

そういう中での1つの答えが
これから出されるのかな→
…というふうに見ております

それについては…

<事故が起きた時の危険性>
<2つ目は…>
<その中でも
心配されているのが→
原発から3km先にある→
核燃料の再処理工場です>

記者) この再処理工場も昔からあるんですか?
そうですね
 生まれた時から…。
ずっとありましたね


男性) 再処理工場というシステム自体が→
まだ
 そこまでよく分かってないんで。
<再処理工場とは→

原発の使用済み核燃料を再処理する場所>
<その工程では→
「人が近づけば1分で死ぬ」といわれるほどの→
非常に高い濃度の
放射性廃液が出ます>
<タンクに入れ
冷却されていますが→
津波や地震で
万が一 冷却機能が失われると→
沸騰し
 放射性物質が→
外部に放出される
危険性があるのです>
<東海第二と再処理工場>
<複合災害が起きれば汚染は さらに拡大します>
<事故が起きた時の危険性>
<3つ目は…>
<原発から半径30kmにある
14の市町村は→
避難計画を
作らなければなりません>
<そこには
 全国で最も多い→
およそ96万人が
生活しています>
<原発から6km>
<ひたちなか市に住む湯瀬さん一家です>
<夫婦で電機メーカーに勤務>
<家族5人で暮らしています>
<今回

 私たちの取材に協力していただきました>

記者) 避難指示が出された。

すぐ出ますよ」何 持って行きます?
通帳とか印鑑とか…


湯瀬さん) テントとかアウトドアの関係のやつ。
避難所だって
 入れるか分かんないじゃないですか。
優希
 何 持って行く?勉強道具は?
いらない
。(笑い)
<ひたちなか市の
避難先の1つである→
茨城県美浦村まで→
車で避難してもらいます>
いってきます