2018/11/12(月) 16:47〜17:53 ten.【石を積み上げ作る芸術「ロックバランシング」に魅せられた男性ノゾキミ】
長年にわたって地元の悩みの種でしたが、きのう、
ようやく廃止されました。
>>いつまでたっても上がらない遮断機。
>>そっち、
まっすぐ行ってもらって、
右側に抜ける道があるんで。
>>JR西日本管内で、
待ち時間が最長の踏切が、ついに。
>>長年、
地元の人たちを悩ませてきたこち
らの踏切ですが、ようやく廃止さ
れ、通ることができなくなりまし
た。
>>どうぞ!
>>きのうから反対側へ渡る新しいルートの運用が始まり、
開かずの踏切は、姿を消すことに
なりました。
JR京都線の東淀川駅周辺に設置
されていた踏切。
上下線合わせて8本の線路を横断
する形になっていて、
地元では有名な開かずの踏切でし
た。
>>ここで待ってると、
もう何十分も待たされるんですよ。
だから向こうから回ったりとか、
こっちから回ったりとか。
>>安全とは言い難かったでしょ
うね。
開いたと思ったら、すぐ閉まるし、
真ん中で結構、
たくさん人が待ったりすることも
あったから。
>>去年、
取材班が訪れた際には。
>>実際にどれくらい閉まってい
るのか、
計ってみたいと思います。
>>朝の通勤ラッシュに当たる午
前8時から測定すると。
>>踏切が閉まってから、40分が経過しましたが、
まだ遮断機が上がる気配はありま
せん。
>>一番ひどい場所では、1時間
のうち、
最大57分間も遮断機が下りた状
態に。
このような開かずの踏切では、
ほかの踏切に比べて、4倍近くも事故が多いといわれています。
関西でもいまだに100か所以上
残っていますが、
踏切の改良は大規模な工事を伴う
ことが多く、
なかなか思うように進んでいない
のが実情です。
>>鉄道の利便性を上げると、
どうしても踏切の遮断時間が長くなりますので、
せめては地域の方々は辛抱、我慢、
この連続でございました、長年。
>>今回はJR西日本と大阪市が
費用を負担し、
踏切に代わる横断方法として、
線路をまたぐ橋の上に、
自転車や歩行者用の通路を整備。
エレベーターや傾斜の緩やかなスロープが設置されるなど、
バリアフリーにも対応した作りで、
改札も通路近くに移転しました。
>>いいわ、便利。
>>ご利用されてみていかがでした?
この自転車って。
>>前まで踏切やっぱり長かった
んで、やっぱり自転車とか使うと
きでも結構、楽ですね、やっぱり。
>>とはいえ、
いまだに多く残された開かずの踏切。
国交省は、鉄道会社や自治体に、
2020年度までに解消に向けた計画を作るよう求めていますが、
>>待ってて1時間開かないって
いうのは、さすがにね。
>>いや、待ちようがないですよ
ね。
でもようやくね、これが、
ここはこれが出来てよかったんですけれども、まだまだたくさんの
開かずの踏切があるんですよね。
>>その面で言うと、費用ですとか、いろんな課題がまだ、靖さん、
あるんですよね。
>>あとね、車は車でまたやっぱ
りまだこれで渡れなくなるから。
>>回り道しないといけない。
>>いっぱい問題があるんですね、
やっぱりね。
>>どういうふうにしていくのか。
事故もね、開かないことによって、
嵩原さん、
増えるというデータもあるわけですから。
>>そうですよね。
実際に閉まると思ったら、
走っていっちゃうっていう気持ち、
分かりますもんね。
>>高岡さん。