◆普通のと全然違う。
◆すごい。
食感、すごいね、これ。
きれいに並べてくれはって、
ありがとうございます。
◆そうでしょう？
焦がすのが嫌なんですよ、本当に。野菜って、
ほんまにちょっと目を離したら
焦げちゃうから。
野菜屋さんが一番響いてないです
よ。
やっぱり息子が継いでくれるとい
ったときは、
うれしかったですか。
◆うれしいような…、
仕事をやめられへんな～みたいな。
◆継ぐと。
任せっきりにも
心配でできへんということ？
◆まだね。


◆若いもんね、秀ちゃん。
◆まだ…。
◆でも奥様、
お嫁さんも。
◆お嫁ちゃんが若いね～ん。
まだ２４で子供３人いてますねん。

◆２４歳！？◆はい。
◆子供３人産んだん？
◆うん。
最初、嫁に来るときに、
うちは商売人やから、働くん嫌やったら、
諦めてねって言ったら、
「頑張ります」って言わはって、
ほんで頑張ってくれてる。
◆えらい。
◆ええ子やもんなあ。
◆すごいいい子。
◆八百屋は
嫁いできたんでしょう？もちろん。◆そうです。
１９のときに旦那と知り合うて、
そこから手伝いに来て、
だから…。
◆１９のときに、そんな商売もわからんで来て、
戸惑いもあったでしょう？
◆でも、初めは楽しいて楽しいて。
◆このタイミングで。
◆楽しくて。
全然何にも。
◆頑張ってはるから。
◆そうやな。

よう似た嫁がやっぱり来るねん。
◆ほんまやね。
そういうことやわ。
◆１９で来てやるからね。
◆繰り返すんやねえ。
団子屋のご夫婦も
いいご夫婦ですね、
何かね。
まずは俺に来んと、ディレクターちょっとって
ディレクターにいったんよ。
◆すごい。
◆あの人、ほんま黒幕やわ。
そっちからこう。
攻めて。
外堀埋めて、
ほんで、たむらに…みたいな。
さあ今から
１０万本のコスモス。
もう広がってるねん。
こっちに。
だから、
見んとってください。
これ、見とってください。下向いて、下向いて。
下、下。
ちょっと待ってね、ちょっと待ってね。
行きますよ。
ごらんください。
どうぞ。
◆うわ～！
きれ～い！

◆１０万本！
すごいね。
◆大好きな花やから、いい。
◆毎年、休耕田をコスモス畑にし
てるんですって。
◆秋いいな、コスモス大好き。
大好き？
◆大好き。
◆よかった～。
今満開やね、これ多分ね。
◆そんな感じ。
白。
あの山とね。
◆いいですね。
◆ええ景色やね、
これ。
◆利用して、いいよねえ、
休耕田を利用して。
◆お金取るわけもなく。ありがたい話やね。
◆ほんまやわ。