こんにちは 滝沢カレンです。
今回は
こちらの劇場にお邪魔して→
なんと 芸能界きっての読書家に
会いに来ました。
行ってみましょう。
今回の「ベーシック国語」は→
芸能界屈指の
読書家をお呼びして→
鬼才と呼ばれた
作家の魅力に迫ります。
(笑い声)
いや~ ようこそ。緊張しちゃって。
甘いセリフを笑いに変える芸風が
人気の…
実は…
好きな女の子のハートも盗んじゃえ。また甘い。
そんな小沢さんが こよなく愛し→
人生の教科書としてきた作家とは…。
俺はね 本が とにかく好きなの。
その中でも好きな本があって→
…で 子どもの頃から
その本 持ち歩いてて→
「あぁ この人いいな」
「すばらしい人間だ」→
「この人と もっと仲よくなりたい」
っていう人には…
今日 第1号だ。
第1号? ありがとうございます。
あの…
これ…
(カレン)へえ~。
という訳で 本日のテーマは…
早稲田大学在学中に→
短歌の専門誌で新人賞を受賞。
その後
劇団「天井桟敷」を主宰し→
注目される一方で→
小説家 評論家 作詞家→
エッセイスト 映画監督
写真家としてなど→
さまざまな分野で
活躍しました。
寺山修司さんはね もう…。
今 作家ってあえて言いましたけど→
単純に 作家っていうよりは→
職業寺山修司みたいな人。
それは
何で知る事になったんですか?
10代の時 あの…
学校 行ってなかったんですよ。
へえ~。
働いたりしてたんだけど…。
例えば…
そうすると→
みんなが… 同級生たちが
学校 行ってる間→
昼間 やる事がないのよ。
そうすると→
本を買って 本を読むぐらいしか
なかったり…。
それこそ 近所の図書館 行って
本借りてきて読むとかやってて→
もう すごい
読みまくってた時期があって。
(カレン)
…って思ってるんですけど。
もんもんとしてるね。
もんもん?
自分も
そういう時期なかった?
15歳 16歳…。
なるほど。
へえ~。
急に キスしようとした?どうした?
(笑い声)
小沢さんが10代の頃に出会い→
影響を受けた 寺山修司。
その魅力は 一体→
どんなところに
あるのでしょうか?
(カレン)軽いって何ですか?
あの… 「重いわ この人」とかさ「硬いわ この人」っているでしょ。
寺山修司はね
すごい軽いというか…
寺山修司の物語とかにはね→
すごい ダークサイドの部分や重い話や 悲しい事や 切ない事→
すげえ多いんだけど それを
ひょうひょうと描くから…。
寺山修司の
いいところはそれなのよ。
こういうふうに生きろとか…。
うん うん うん。
例えば 本の中で…
まるで押しつけてるように感じるんだけど…。
「悪徳」「反俗」などの言葉が並ぶ→
寺山修司の著書「家出のすすめ」。
一見 過激で→
社会を否定しているように見えますが→
小沢さんが