(鈴田)まあ 間もなく 目指す所が…。おっ!
有名な。
はい。
そうです。
タモリさんがやって来たのは 柿右衛門窯。
400年近い歴史を持つ有田焼の窯元で→
国の重要無形文化財にも指定されています。
今回の舞台は 佐賀県の有田。
人口2万の小さな町に多くの工房や商店がひしめき合う…
来ましたね!
あっ 来ました。
有田は…
あぁ~。
ぴったり当たったね。
当たりましたね。
実は 江戸時代
有田焼は日本だけでなく→
ヨーロッパの貴族の間にまで
大ブームを巻き起こしていました。
そのブームのきっかけになったのが
この柿右衛門窯なんです。
案内人は 40年にわたって
有田焼の歴史を研究している…
特技は 有田焼の好みで
性格判断をすることです。
こういうの意外と好きなんですけどね。
かわいい。
えっ! あ そうですか。
(笑い声)
(笑い声)
ここでつくられた有田焼がなぜ世界を魅了したのか。
まずは 実物を見て探りましょう!
古い時代の… へえ~。
お~ すごいね これ。
(鈴田)そうなんですよ。→
だから 顔見ると やっぱり なんか…
そうですね ちょっと…
そう! そうなんですよ。
(笑い声)
当時 柿右衛門は
ヨーロッパ貴族の部屋を華麗に彩る→
高級インテリアとして
大変な人気を誇っていたんです。
その柿右衛門の 海外での人気→
実は 現代にまで続いているんですよ。
似てますね。
左側は 300年以上前の柿右衛門。で 右側が…。
現代のマイセン。
現代のマイセンですね。
すごいよね ほとんど同じ。
鳥も この松もね。
はい。
なんと 有名なドイツのマイセンでは→
今でも 柿右衛門とよく似たデザインの
皿が つくられているんです。
スタート時点において 一生懸命…
私たちにとっては ちょっとうれしい 誇らしい話ですよね。
誤解してる人がいるんだけども…
時々 おられますよ。
失礼しました。
よく…
(笑い声)
あぁ~ ちょっとドンピシャに…。
有田焼の魅力が こうして世界に
知られるようになった きっかけこそ→
この「柿右衛門様式」でした。
大体…
非対称の構図に
余白を大きくとった鮮やかな絵付け。
そして 緻密な筆遣いが
世界に衝撃を与えたんです。
その伝統を今に伝えている人がいます。
よろしくお願いします。よろしくお願いします。
(鈴田)十五代 酒井田柿右衛門さんです。
どうも よろしくお願いします。
この方こそ 十五代 酒井田柿右衛門さん。
400年近い伝統を誇る柿右衛門窯現在の当主です。
お願いします。
よろしくお願いします。
そうでしょうね。
ありがとうございます。
始まりました 「ブラタモリ」!
前回に引き続き 佐賀県 有田。
大型連休に開かれる陶器市には
毎年100万人以上が訪れる→
焼き物の町です。
九州の山奥で生まれた焼き物がなぜ 世界を魅了したのか?
タモリさんがブラブラ歩いて
解き明かします。
今日は有田で「ブラタモリ」!
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜 なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ 一緒に行こう」
♪♪「だからもうI love you so」
♪♪「I’d love to be
back in your heart」
♪♪~
「世界の有田焼」がどうやって生まれたのか。
その秘密 柿右衛門窯で探りましょう!