2018/11/13(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#117 有田焼、世界へ」[解][字][再]
おお~!
木箱に入って登場した 「花赤」。
随分 大事にされていますねぇ。
100g 2万3,000円。
([外:C9F2FDA15B722253C625AEBE73F4B1D9])はい。
100g 2万3,000…。
603円の赤もある。
(笑い声)
ちょっと聞いてみたいと思うんですけど。
おぉ…。
これが…
底に たまっているのは…
1日1回 上澄みの水を捨て新しい水と 入れ替えます。
新しい酸素に触れて
鉄は さらにサビていき→
どんどん
細かい粒子になっていくんです。
そうなんですよ。
どのぐらい やるんですかね?
10年!?
えっ!?はい 10年。
このキメの細かさが
絵の具の のびをよくして→
繊細なグラデーションを
つくり出すんです。
([外:C9F2FDA15B722253C625AEBE73F4B1D9])10年。
([外:C9F2FDA15B722253C625AEBE73F4B1D9])まだまだダメです。
([外:C9F2FDA15B722253C625AEBE73F4B1D9])強制的にね…
それを ガーッとやってしまうと…
そうなんですか。
だから…
え~! 俺の年で これを仕込むと
生きてる間に…。
いやいや…。
使えねえなってことになるよね。
そうそうそう。
忘れるなよっていう感じで。
一緒でしょ。
10年かけて徹底的に細かくした 鉄サビ。
でも 絵の具づくりは
まだ終わりません。
磁器に絵の具を定着させる
ガラスを加えて→
混ぜ合わせる必要があるんです。
期間って その…
いえ。
え~!
はぁ~。
この花赤に関してはですね。
1年ぐらい毎日
ずっと こうやるわけですか?
ですから その当時…
はぁ~。
いや~ すごいね。
(笑い声)
美しさを追い求めた 有田の職人たち。
気の遠くなるような手間暇をかけて→
究極の赤を
つくり出していたんですねぇ。
再び 町に出た タモリさん。
有田焼が世界に飛躍した痕跡をさらに探しましょう!
(鈴田)はい。
あ そうですか。
明治に入って
ますます世界の人気を集めた 有田焼。
絢爛豪華な作品が 次々と生まれます。
実は そこにかなり意外なものが関わってるんです。
一体 何なんでしょう?
(鈴田)それを ちょっと見つけて頂きたいんですけど。
おっ!
ん?
そうなんです。
えっ!?
(鈴田)そうですよ。
あ そうですか。そうなんですよ。
「ガイシ」とは
電柱につけられている絶縁体。
電線と電柱の間に このガイシを挟み→
電気が地面に流れるのを防ぎます。
実は タモリさんは
大のガイシファン。
以前 那須でも
こんな出会いがありました。
いいですよね ガイシはね。
これ もらってきたの。
ガイシはね!
(笑い声)
誰も ガイシのこと言っても
相手にしてくれませんもん 僕なんか。
初めて。
あ~ よかった。
ガイシ 大好きですよ。
(鈴田)なんで そんなにガイシが面白いんですかね?
日本で一番最初に この…。
知らなかった。 えっ?
香蘭社がガイシつくってるんですか?
そうなんです。
タモリさんが驚くのも無理はありません。
この会社は全国的に有名な 高級食器メーカー。
有田でトップクラスの