いよいよ ここからが本題。
このガイシが…
そうですね。
これ 多い時 相当…→
有田焼の全売り上げのかなりの部分は…。
もともと この会社は
有田焼の窯元などが共同で設立したもの。
美術工芸品としての有田焼と
ガイシを同時につくっていました。
ガイシは
新しい時代に不可欠な商品として→
順調に売り上げを伸ばしていきます。
この売り上げに支えられ採算を度外視して→
豪華な有田焼をつくることが
できたんです。
海外の万国博覧会にも出品し→
明治から昭和初期にかけて７回も金賞を受賞。
有田焼の名声を
さらに高めました。
でも…
（鈴田）そうなんですよ。 それを案外…
俺も…
そうですか。（笑い声）
つくってるとこ見ると面白いでしょ。
面白いですね。ツーって削れていくところとか。
あっという間に形が出来ていくのなんか
初めて見て なんか…
ガイシ すごいですよ。
ちやほやされない。
かわいそうですよ。
「汚えカッコして！」って。
これ 玉ガイシです。
あそこに使われてますね。
お～ 玉ガイシ。
あっ あれ？ はぁ～。
その上の方に ２個並んで…
おぉ～。 あっ…
（岩石）耐えてるって…。
耐えてる感じがあるでしょ。
グーッと こうやってんだよ。
玉ガイシ…。
もっと安い？
えっ？
そうなんですよ。
え～！
そんなでしたっけ？
（岩石）そうなんですよ。
え～。
有田焼ですよね？
（岩石）びっくりしますよね。
電力会社も たたき過ぎだろ それ。
ねえ？
ねえ？そうなんですよね。
同じ有田焼なのにね。
「一生 引っ張ってろ そうやって」。
（鈴田）けなげですよね。
山一つ分の陶石が見つかって生まれたどこまでも白い磁器。
途方もない手間暇をかけて生まれた
極上の赤。
そして 小さな小さな ガイシ。
全てが重なって 世界に誇る有田焼が今に伝えられているんですね。
知らなかったです。
うん。 ね！ ほんとに。
縁の上にあるけど
ほんとは 縁の下の力持ちと。
不思議でしたよ。
みんな意外でした。
（笑い声）
意外や意外でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
♪♪「未来の あなたに」
♪♪「幸せを 贈る」
♪♪「記憶と 想い出を」
♪♪「花束に 添えて」
♪♪「ひとときの 夢を」
♪♪～
2018/11/13(火) 23:55〜00:40
ＮＨＫ総合１・大阪
ブラタモリ「＃１１７ 有田焼、世界へ」[解][字][再]
今回の舞台は佐賀県の有田。なぜここで世界の有田焼が生まれたのか？そこには４００年の歴史が培った職人たちの技と、タモリさんも熱愛する意外な工業製品が関わっていた！
詳細情報
番組内容
重要無形文化財「柿右衛門窯」の制作現場へ！熟練のろくろ技に、繊細で美しい「赤絵」。驚きの徹底分業の秘密とは？柿右衛門さんの仕事場にまで特別に立ち入りを許された！極上絵の具を作り出す「赤絵町」の職人。完成までなんと１０年！気の遠くなるようなこだわりとは？電柱に取り付けられた絶縁体「ガイシ」。これこそが有田焼が世界に飛躍する決定打になっていた！？人間の知恵と工夫と努力の数々に、タモリさん思わず感動！
出演者
【出演】タモリ，林田理沙，【語り】草�g剛
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー／教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー／教養 – カルチャー・伝統文化