すごい、すごい!
ここで実際につくってるんですね。
すごい!
◆いやあ、お召し上がりいただき
たいわあ~。
◆ええ食べたい!
◆焼きたて…。
◆焼きたて、食べたい!
◆創業は明治末期。
おいしいだし巻きを京都市内に広
めたと言われている
元祖 京だし巻き おかもと。
4代目おかみがつくる、
120年間、変わらぬ、昔ながら
のだし巻きをいただきます。
◆砂糖は入ってしませんしね。
おだしだけですので。
◆うわ~!
おいしい!
すごい懐かしい感じがする。
卵の甘さと、
ちょっとだしのきいた
味と。最高ですね!
これ!
おいしい~!
◆おおきに。
ありがとうございます。
◆でもお話上手というか。
◆無口で…。
◆何で。
身なりもすごいきれいにされていて。
◆午前の部、午後の部でいろいろ
してますので。
◆いろいろ?
◆今、京都弁で
お話しさせてもうてますけど、
午後の部はちょっとかわるんです。
◆標準語でだし巻きをつくるんで
すか?
◆いえ。
だし巻きはもう終わり。
◆ここで問題!
◆ということで、
京都の老舗だし巻き店。
「おかもと」なんですけれども、
120年間、変わらぬおいしさで、
京だし巻きの元祖とも言われている。
◆うまいもんなあ。
あのつくり方を見てたら、余計食
べたなるわ。
見事やなあ。
何で機械でやらないんだろうなあ。できないのかな。
◆できないんやろね。
◆こちら、4代目の岡本さんなん
ですけれども、午前はだし巻きの
おかみをされていて、午後にはま
た別のもう一つの顔があるという
ことなんですね。
それが今回のクイズとなっていま
す。
円さん、どうでしょうか。◆今、
「だし巻きは終わり」って言うて
はったでしょう?
そこだと思いますよ、ポイントは。終わりということは、
だし巻きでも、売れ残りというのがあるわけですよ。
売れ残り。
それで、売れたやつは終わりで、
残った、売れ残りのだし巻きを
どうするかがポイントになるんです。
それをですね、
いろんなすき間に入れて、
衝撃を吸収する仕事?
◆吸収。
◆やわらかいからね。
あれで吸収する仕事をしてはるんです。
すき間があれば、
それにだし巻きを入れて…。
◆すき間を見つけたら、だし巻き
を入れて、
◆衝撃を吸収する。
◆仕事?
◆どんな仕事ですか?
◆立派な仕事です。
◆もっと卵を大事にしてほしい。
おいしい卵なんで。◆余ったやつは
最後までそうやって使うと。
◆違いますね。◆違うんですか、自信あったけど
ね。
◆全然、違います。
菅さん、いかがでしょうか。
◆でも、あの動きを見てたら、
すぐ、ぽっと思いついたんですけ
ど。
何個か置いてて、
お箸持ってという感じやったから。ドラマーじゃないですか?
◆うまそうやけどなあ。
◆音をたたいてきょうのお金をもらう仕事。
◆もう一つの顔と。
◆そういう仕事、ありますよね。
◆動き的にね。